韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が第76回国連総会に一緒に出席したアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」と米国地上波チャンネルABCのスタジオインタビューに登場した。
インタビューの途中、文大統領がBTSの振り付けを真似すると、BTSメンバーたちもそれに応えた。
文大統領は24日(現地時間)、ABCのニュース番組「Good Morning America」とスタジオインタビューを行った。インタビューにはBTSのメンバーも参加した。
文大統領は「国連事務総長や私が数百回話をするより、はるかに効果的」とし、BTSの国連公演の意味を振り返った。
文大統領は「BTSが若者を代表しており、若者から共感を得ているため、その問題について若者の共感と認識を広めることができると思う」と述べた。
文大統領はBTSの「Permission to Dance」という歌について言及し、振り付けを披露したりもした。文大統領は「実は、『Permission to Dance』は歌も非常に美しく、振り付けも美しいが、違いを越えた統合というメッセージを世界の人々に伝えてくれたと思う」とし、国際手話を活用した振り付けを真似した。
BTSのメンバーは、直ちに振り付けを披露しながら、文大統領のメッセージに応えた。インタビューを進行した司会者も同様に振り付けを真似し、楽しい雰囲気が演出された。
BTSのメンバーも、今回の国連総会公演に対する考えを伝えた。ジョングクは「特使任命状をもらい、スピーチとパフォーマンスをしたということが信じられない、時間が止まった感じがした。幸せな瞬間だった」と感想を伝えた。
RMは「重要なことは、この変化と危機を認識して間もないため、危機というものを多くの人々が認知することが先のようだ」と話した。