嵐の相葉雅紀が単独初主演し、榮倉奈々、生田斗真、そして韓国ドラマ「トンイ」や「華麗なる遺産」など話題作で主演を努めた人気女優ハン・ヒョジュなど豪華キャストで話題の映画「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」が11月22日全国公開を迎えた。
公開日当日、東京・TOHOシネマズ六本木にて舞台挨拶が行われ、映画公開を待ちわびたファンが劇場につめかけ、会場は満席で、映画の大ヒットを予感させた。
映画観賞後に行われた舞台挨拶に、映画のテーマ曲である山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」が流れる中、出演陣の相葉雅紀、ハン・ヒョジュ、榮倉奈々、生田斗真、塚地武雅、劇団ひとり、そして犬童一心監督の順に登場すると、ファンの大歓声と拍手で場内の温度が一気に上昇。
まずは、主人公の光役を演じた相葉雅紀が「本日はお忙しい中、この劇場にお越しの皆さん、中継先の皆さん、本当にありがとうございます。短い時間ではありますが、楽しい時間にしたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつ。
続いて、ヒロインの杏奈役の榮倉奈々が「みなさん、今日はどうもありがとうございます。会場に入った瞬間の皆さんの温かさで、改めて相葉さんは凄いなと思い尊敬しています」と語ると、テ・ソヨン役のハン・ヒョジュが「テ・ソヨンを演じましたハン・ヒョジュです。私も相葉さんを尊敬しています」と続け、見事な連携で会場から笑いを誘った。「この映画で感じた温かさを皆さんも感じていただけたらうれしいです。今日はお越しいただきありがとうございました」と感謝の言葉を伝えると、劇場にはキャストの仲の良さが伺える和やかな空気が流れた。
そして、北山役の生田斗真が「皆さんこんにちは。生田斗真です。相葉くんの初の単独主演映画に携わることができて、すごくうれしいです。今日は相葉くんにとって特別な日なので、きっと最後の方には号泣して明日の朝には【相葉男泣き!】の見出しを期待できると思います」と述べ、会場から笑いを誘った。
デビクロくんの声を演じた劇団ひとり、主人公の光の同人誌仲間の夢野役を演じたドランクドラゴンの塚地武雅と続き、最後に犬童一心監督が「今日はお越しいただきありがとうございます。相葉くんの初主演映画の監督ができて、監督冥利につきます」とあいさつすると、会場は温かい拍手で包まれた。
そして、いよいよ映画公開初日を迎えて「とうとうこの日が来たなという感じですが、皆さん(映画を観て)いかがでしたか?」と相葉からの問いかけに会場から称賛の拍手が沸き起こり、出演陣から笑顔がこぼれた。
「ファンの皆さんが気になるのはラストシーンですよね?どんな感じだったのかな?何テイクくらいしましたか?」と劇団ひとりから、ラストのキスシーンについて振られると、相葉は照れた表情を浮かべ「聞きたいですか?そんな」と恥ずかしそうにすると、会場のファンからは瞬時に「聞きたい!」という声が
「何テイク?リハーサルと本番で2テイクですよね?」と相葉がハニカミながら言うと、すかさず犬童監督が「本番が2テイクです。本番は1テイク目も凄く良かったんですよ。凄く良かったんですけど、髪の毛が気になって2テイク撮りました」と明かした。
撮影中、相葉さんはどうでしたかと聞かれると、ハン・ヒョジュは笑顔で「凄くいい人でした。ありがとうございました」と流暢な日本語で答えた。
それに対して相葉雅紀が「ハンさんの日本語の上達が凄く早く、撮影に入ったばかりの頃は全然話せなかったのに、今はこの舞台あいさつでみんなが話している会話を理解しているよね?」と振ると「理解できますね」と答えるハン・ヒョジュ。「凄く頭のいい方だなと思いました」と相葉が褒めると「ありがとうございます」と笑顔で応え、演技のみならず日本語を理解し話す努力をしていたことが伺えた。そして劇団ひとりに最近覚えた日本語について聞かれると「最近ですか?うーん」と突然の振りに思い出せない様子で少し困惑した表情を浮かべたが、「すいません」とすぐに笑顔を取り戻した。
そして、この舞台挨拶で会場の盛り上がりが最高潮に達したのは男性陣キャストによる生告白。
今作のテレビCMで流れている「好きです」の台詞が話題沸騰していることについて生田斗真が「拷問だなと思いました(笑)。恥ずかしいなと。でも今日は生で相葉くんが言ってくれるみたい」との無茶ぶりに「今日は僕のこと、いじりすぎじゃないですか」と苦笑。恥ずかしそうな表情を浮かべながらも「好きです」と中継カメラに向かって告白すると会場は黄色い歓声に包まれた。その後、相葉から「言い出しっぺがやるべき」と振られ、「相葉くんの後、凄くやりにくい」と言いながらも生田斗真も「好きです」と生告白すると、再び会場から大歓声が。
最後に心情を込めた塚地武雅の関西弁の「好きやねん」の告白に場内は笑い声が溢れた。
この告白合戦に「恥ずかしい〜。暑い、暑い」と言いながら手を仰ぐ榮倉奈々。そしてハン・ヒョジュは「いいですね」と微笑んだ。
ファンの前で生告白をした感想を聞かれると相葉は「あんまり言うことがないので緊張しました」と終止照れくさそうに答えた。
和気藹々とした雰囲気の中で行われた舞台挨拶も終盤になり、「観てくれた皆さん、本当にありがとうございました」と主演の相葉雅紀が最後にあいさつをし、その後は出演陣が客席に降りてフォトセッションに。
会場のファンがデビクロくんのお面をかぶり、出演陣は手でハートマークを作りカメラに向かってアピール。
最後に相葉雅紀が「ミラクル!デビクロくんの恋と魔法!」の掛け声で会場の全員で「大ヒット!」と声を合わせ、客席の両サイドから銀と赤のクリスマスをイメージしたテープが舞い降りた。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
「ストーリー」
漫画家をめざす書店員の光は、世界的な照明アーティストの
ソヨンと偶然知り合い、一瞬で恋に落ちてしまう。
彼女を「運命の人」と思い込み、幼なじみの杏奈に相談するが、
なんとソヨンと杏奈は仕事仲間だった。
光の片想いを応援する杏奈。だが、彼女自身も子供の頃から光に秘めた恋心を抱いていた。
一方、光は大学時代の同級生で売れっ子漫画家の北山と再会したのだが、
彼がソヨンの元恋人だと知ってしまい...。
すれちがう4人の片想い。そんなとき、光にしか見えない相棒のデビクロくんが現れて…?
聖なる夜、4人の片想いにデビクロくんが起こす素敵な「MIRACLE=奇跡」とは!
『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』
11月22日(土)全国ロードショー!
(C)2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会 (C)2013中村航/小学館
公式サイトURL:http://miracle-movie.com
配給:東宝=アスミック・エース
出演:相葉雅紀 榮倉奈々 ハン・ヒョジュ(韓国ドラマ「トンイ」主演) 生田斗真 小市慢太郎 渡辺真起子 塚地武雅 岸井ゆきの 市川美和子 温水洋一 クリス・ペプラー 劇団ひとり(声の出演)
監督:犬童一心 脚本:菅野友恵 原作:中村航 「デビクロくんの恋と魔法」(小学館刊)