「インタビュー③」INFINITEエル、“8年の活動の原動力は悪評を好評に変えていくこと”

人気アイドルグループINFINITEエル、俳優として歌手として8年を精一杯活動してきたが、活動の原動力を明らかにした。
エルは、MBC水木ドラマ「君主 - 仮面の主人」(以下、「君主」)で賤民イ・ソンを務めてユ・スンホ、キム・ソヒョンなどと息を合わせた。彼は賤民イ・ソン役に惹かれた理由について、「初めて台本を読んだ時からこのキャラクターを必ずしてみたかったです」と回想した。

彼は、「時代劇にチャレンジしたいという思いがとてもありました。期待よりも恐れのほうが多かったです。アイドル出身の俳優という先入観もあり、前作で不足した点も多かったですから。しかし、このように心配するような思いを変えてみたいという気持ちもありました。だから『君主』の賎民イ・ソンとキャラクターに惹かれました」と述べた。

エルは、今回の作品を通じて多くのことを学んだという。特に仮面をかぶって眼差しだけで演技をしなければならないという状況がむしろ演技が成長するにあたって大きな助けになったと説明した。彼は、「仮面をつけると表情がよく見えなくて、もっと大げさに表現しなければなりません。目とセリフだけで誇張した表現をしなければならなので大変でした。しかし、時間が経つにつれて慣れてきましたし、その過程で多くのことを学ばされました。今後演技をするに当たって、いいスタートラインになったと思います」と「君主」への特別な愛情を見せた。

王子イ・ソン(ユ・スンホ))とハン・ガウン(キム・ソヒョン)を引き離す『じゃまもの』という設定で思いがけず「アンチ」を持ったエルだった。彼は、「本当に悪口をたくさん言われました。賤民イ・ソンが毒を飲んだらいいというコメントも見ました」と声高く笑った。彼は、「それでも賤民イ・ソンが良かったのは、いつこんなキャラクターを引き受けることができるだろうかと思うほどに極から極までを演じるキャラクターだったからです。今後は邪魔者ではなく、『メロキング』になってみたいです」と言って笑った。(2ページに続く)

2017.07.26