仁穆(インモク)王后が亡くなってから貞明公主(チョンミョンコンジュ)に急に冷たくなった16代王・仁祖(インジョ)。彼は貞明公主が呪詛(じゅそ)をしているという疑いを持ったが、周囲の説得によって貞明公主への処罰を取り止めている。しかし、仁祖の疑心は一向に晴れなかった。 写真=韓国MBC『華政』公式サイ…
『宮廷女官 チャングムの誓い』を始めとして、多くの時代劇に登場してくる中宗(チュンジョン)。この国王は、1506年から1544年まで38年間も王位に就いていたのだが、なぜ文定(ムンジョン)王后の悪行をほったらかしにしたのだろうか。 気が弱い国王 中宗は、「棚からぼた餅」で国王になった男…
写真=韓国陸軍公式サイトより 韓国の若者たちが兵役を履行するために軍隊に入るときに、「同伴入隊」という制度がある。この制度にはどんな特徴があるのだろうか。様々なメリットがあるのだが、それを具体的に説明していこう。 最後まで一緒に軍務に就ける 同伴入隊というのは、友人や親戚同士の2人が一…
1623年、光海君(クァンヘグン)を王宮から追放するクーデターが成功し、主導した綾陽君(ヌンヤングン)が16代王・仁祖(インジョ)として即位した。仁穆(インモク)王后と貞明公主(チョンミョンコンジュ)も幽閉を解かれ、完全に名誉が回復された。 婚期をのがしていた王女 20歳になっていた貞…
仁穆王后と貞明公主が幽閉された西宮(ソグン)は現在の徳寿宮(トクスグン)。写真は正殿の前にある中和門(チュンファムン) 1623年、光海君(クァンヘグン)を追放するクーデターが成功し、幽閉を解かれた仁穆(インモク)王后と貞明公主(チョンミョンコンジュ)。2人の地獄のような監禁生活は10…
写真=植村誠 1623年3月13日の明け方、綾陽君(ヌンヤングン/後の仁祖〔インジョ〕)に統率されたクーデター軍は、内通者の協力を得て王宮内に入り込み、重要な拠点を次々と占拠した。虚をつかれた光海君は、無駄な抵抗をせずに王宮を抜け出した。しかし、彼は後に捕らえられた。 激…
14代王・宣祖(ソンジョ)と仁穆(インモク)王后を両親にして1603年に生まれた貞明公主(チョンミョンコンジュ)。弟は3歳下の永昌大君(ヨンチャンデグン)だった。宣祖が1608年に亡くなり、異母兄の光海君(クァンヘグン)が15代王になったのだが……。 写真=韓国MBC『華政』公式サイトより 年が離れ…
長い朝鮮半島の歴史を見ると、女性が政権の中枢で活躍したのは非常に限定的で、歴史の中心はやはり男性だった。その中でも歴史を大きく動かす存在感を示した女性もいる。その最たる例が新羅(シルラ)時代の善徳(ソンドク)女王と、高麗(コリョ)時代の奇皇后ではないだろうか。 強い霊感の持ち主 新羅に…
写真=韓国MBC『華政』公式サイトより 公主(コンジュ)というのは、王の正室が産んだ王女のことだ(王の側室が産んだ王女は翁主〔オンジュ〕と言う)。数多くの公主の中でも、貞明公主(チョンミョンコンジュ)は歴史的に有名だ。どんな女性だったのだろうか。 側室から生まれた初めての…
“アジアトップスター”チャン・グンソクx“悪役のマエストロ”ホ・ソンテ、豪華競演! 先読み不能な超S級ノンストップ・クライムサスペンス 「餌【ミッキ】」 <韓国史上最悪の詐欺事件>から8年、<不可解な連続殺人>が巻き起こる 謎多き事件を追いかける刑事が闇から暴き出す真相とはー? U-NEXTで全編独…