韓国人初の世界3大映画祭の審査委員長を務めたポン・ジュノ監督が、ベネチアで映画の強靭な生命力を強調した。
ポン・ジュノ監督は1日(現地時間)、イタリアで開かれた第78回ベネチア国際映画祭の開幕記者会見で「全世界が昨年と今年新型コロナによって大変な時間を過ごした」とし「逆に考えると、映画の強靭な生命力を確認することができた時期だった」と述べた。ポン・ジュノ監督は、「映画と映画の歴史はそう簡単に止まらない」とし「新型コロナは、必ず過ぎ去り映画も続くだろう」と述べた。また、ポン・ジュノ監督は審査基準と関連して「美しい映画を選択するためにみんなの好みを尊重することが重要である」とし「審査員たちの活発な議論が期待される。私たちは、最後の日まで戦う準備ができている」と話した。
コンペティション部門の審査には、ポン・ジュノ監督をはじめ、第94回アカデミー賞で作品賞と監督賞を受賞した「ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督、フランス俳優ビルジニー・エフィラなど7人が務める。
第78回ベネチア国際映画祭は、来る11日まで開かれる。
WOW!Korea提供