韓国俳優ピョン・ヨハン(35)が、映画「ボイス」に出演したきっかけを「家族が経験したボイスフィッシング」と明かした。
ピョン・ヨハンは19日午前に開かれた映画「ボイス」オンライン制作報告会に出席し、作品に出演したきっかけをこのように明かした。
ピョン・ヨハンは「シナリオを受け取った後、撮影のため海外に滞在していたのだが、その期間に母親がボイスフィッシング(電話による詐欺)に遭った」と経験談を告白。
話によると、ピョン・ヨハンの母親は電話で「200万ウォン(約20万円)」を要求されたという。ピョン・ヨハンの母親は、その電話の相手から「息子(ピョン・ヨハン)」と告げられたが、普段使うことのない敬語で話すことに違和感を覚え、幸い被害に遭うことは無かった。
これに、ピョン・ヨハンは「(フィッシング詐欺を)実際に経験してみて、『ボイス』を誰よりもはっきりと感じることになった」とし、「経験した深刻な事件を広く知らせるため、作品への参加を決めた」と明かした。
映画「ボイス」は、ボイスフィッシング組織の被害に遭い、全てを失った男性が奪われた金を取り戻すため中国にある本拠地に侵入するストーリー。ピョン・ヨハンは劇中、ボイスフィッシングの被害者=ハン・ソジュン役を演じる。また、キム・ムヨルがボイスフィッシング組織のリーダー役を、キム・ヒウォンが組織を追う知能犯罪捜査隊チーム長のイ・ギュホ役を担う。
映画「ボイス」は、韓国の劇場で9月に公開予定。
WOW!Korea提供