韓国ボーイズグループ「BIGBANG」元メンバーのV.I（スンリ/30、本名:イ・スンヒョン）に懲役3年の実刑判決が下されて身柄を拘束された中、一部のファンが声明文を発表した。
スンリギャラリーは12日午後、公式声明文を通じて「これも自らの過ちを省察できるきっかけになると見た裁判部の判断を謙虚に受け入れようと思います」と伝えた。
以下、スンリギャラリーが発表した声明文の全文。
私たちの永遠なる“スンツビー”スンリに…
「私があなたにはチャンスを与えることにした。
だから私が2週間見守っていた時、あなたに小さな変化が起きたと思い、その小さな変化がこれからの時間を2週間ではなく2年を与え、さらに多くの時間を与えた時、さらに大きな変化が起きると思っていた。
私があなたに期待し、チャンスを与えたことに対して必ず応えてほしい」
「リアルドキュBIGBANG」、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク元代表が「BIGBANG」元メンバーのスンリに言ったこと。
ファンはスンリがデビューするため、夢を抱いていたあの頃がかすかに浮かんできます。
当時、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は最後のメンバーにスンリを選び、「BIGBANG」というグループの歴史を始めました。
スンリはデビューした頃からメンバーたちとバラエティ番組に出演し、「分別のない末っ子」、「やんちゃ坊主」といった感じの小憎らしい末っ子のイメージが強かっただけに、ファンから時には後ろ指を指されたりもしました。
それでもスンリがたくさんのファンに愛された理由は、ステージ上や番組で常に情熱的に身を殺して仁を成す姿を通じてファンが誠実さを感じることができ、「BIGBANG」がK-POPの地位を高めるのにスンリが中心的な役割をしてきたからです。
しかし一昨年前からスンリが様々な事件に関係し、つらい時間を過ごし始め、ファンもいばらの道を歩みました。
たとえスンリが「BIGBANG」から脱退しても、ファンは変わらずスンリを応援し、支持し、誰より堂々としたスンリを崇拝していたので、この試練を無事に克服できると信じて疑いませんでした。
しかし（今月）12日午後、キョンギド（京畿道）ヨンイン（龍仁）市の地上作戦司令部は普通軍事裁判所にてスンリの事件の宣告公判を開き、懲役3年に11億5690万ウォン（約1億1000万円）の追徴金という判決を下しました。身元情報登録も命じました。
もうスンリは世の中と完全に断絶された所で果てしなく苦悩しなければならない、また新たな試練に直面することになりました。
華やかに輝いたスターのうなだれた後ろ姿を見つめなければならないという現実が、ファンとしてはあまりにも胸の痛むことですが、これも自らの過ちを省察できるきっかけと見た裁判部の判断を謙虚に受け入れようと思います。
またファンは「事必帰正」という言葉を心に深く刻もうと思います。
これは「初めは是非曲直をわきまえずに過ちを犯しても、何事も結局は必ず正理に戻ってくる」という意味です。
結局「グレート・ギャツビー」の人生を夢見たスンリが、ギャツビーの運命のように悲劇的な状況を迎えましたが、ファンはいつかスンリが再び立ち上がる日を、首を長くして待つことを誓います。
どうか、スンリが最後まであきらめませんように。
2021年8月12日
スンリギャラリー一同
WOW!Korea提供
