彼は同日、担当法務法人「アリユル」のイム・バングル弁護士を通じて、ことし4月初めにA氏から妊娠4週目という知らせを初めて聞いたとし、「互いに未来を約束したり、計画していた状況でなかったために喜びよりは驚きや心配の方が先だった。私の年齢や養育能力、息子たちに合わせる面目、社会的視線などすべてのことが一度に押し寄せてきた」とし、「当時誰ともこの状況を議論できなかった私は、相手に私が置かれた状況だけを訴え、子どもを産むことができないと、現実的に無理だと言った。哀願もして、苦しい事情も訴え、怒りも見せた」と打ち明けた。
A氏については「子どもたちが独立した後、空いた家に明るい姿で時折立ち寄り、一人でいる時はいつも私の面倒を見てくれて、この子に感謝の気持ちがいつもあった。毎日連絡をやり取りしたり、顔を見る間柄ではなかったが、会うたびにうれしく互いを気遣いながらよい関係で過ごした」と説明した。
一方、A氏は「会うことになった経緯、関係についての説明はおおむねその通りだが、妊娠の事実を知った後、事後処理の過程において主張する部分が事実とはかけ離れている」と反発した。
A氏は法律代理人を通じてこのような主張をしながら、「一人の女性、人間としてA氏が受けた精神的な衝撃と傷を推し量る態度が不足していると判断された。A氏が受けている精神的衝撃が相当に大きい。過程を調べた時、十分に中絶強要未遂罪が適用されると判断した」と伝えた。
キム・ヨンゴンは1996年に離婚し、息子で俳優のハ・ジョンウや映画製作会社代表のチャ・ヒョヌがいる。
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