ソウル市教育庁は、学歴認定生涯教育施設であるハンリム(翰林)小・中・実業芸能芸術高等学校の相続人の公益財団法人ハンリム財団設立の申請を許可することにしたと21日に明らかにした。
ハンリム芸術高等学校は、昨年2月に設置者の死亡後に設置者としての資格を失い、2021年度の新入生募集を停止して閉鎖の危機に瀕していた。
2007年12月に改正された生涯教育法第28条(生涯教育機関の設置)第5項の規定により学歴認定生涯教育施設の設立主体は、私立学校法に基づく学校法人又は公益法人の設立・運営に関する法律にによる財団法人でなければならない。しかし、ハンリム芸術高等学校は、法改正前に学歴認定施設に指定されており、生涯教育法附則第3条(学歴認定施設に関する経過措置)に基づいて運営中だった。これにより、ハンリム芸術高等学校の存置を要求する学生、入学希望者、保護者、教職員などのソウル市教育庁と青瓦台のホームページ請願と報道などから社会的な関心が集中している状況だった。
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