またBTSは、エレクトロダンスミュージックで再解釈された「Hotter」バージョン、R＆Bの感性を加えた「Sweeter」バージョン、ギターサウンドが与える清涼な魅力を加えた「Cooler」バージョンまで3つのリミックスバージョンを追加で発売した。ビルボードは、「ホット100」の順位を付けるときにリミックス曲の販売量まで原曲の成績に反映させる。ある歌謡界関係者は「リミックスバージョンを通じたダウンロード数の増加で順位を高めようとする戦略は、忠誠心の高いファン層がいてこそ効果を見ることができる」として、「BTSのファンであるARMYのパワーがすごいという点を考えると、リミックスバージョン発売に支えられて2週連続『ホット100』1位達成が可能だろう」と展望した。

「ホット100」の1位をかけて競い合う相手は、米国のポップ市場で急浮上している新鋭オリヴィア・ロドリゴだ。
オリビア・ロドリゴは、デビューアルバム「Sour」でビルボードメインチャートである「ホット100」と「ビルボード200」の両方で1位を獲得した「怪物新人」だ。先週の「ホット100」チャートでは、BTSに1位を奪われ、2位と3位を占めて注目された。ダウンロードではBTSが有利だが、ストリーミングではオリビア・ロドリゴがはるかに有利なので、今週の「ホット100」1位をかけて激しい勝負が繰り広げられるものと予測される。