この日は、ボランティアについての打ち合わせをしていたが、キム・ジソクは自分たちが何をしたら良い影響力を与えることができ、成長することができるかを考えているのだという。ファンとはよく連絡を取り合い、会議をしているそうで、気さくに触れ合っている様子がうかがえた。その流れで、実はアイドルグループ「LEO」出身で、歌手デビューが先だったことも告白。しかも、担当パートはローラップと英語ラップのクールガイだったと明かし、キー(SHINee)をはじめ、スタジオメンバーを驚かせていた。
その後、「脳セク時代」で共演した親友の俳優ハ・ソクジン、イ・ジャンウォン(Peppertones)がキム・ジソクの自宅に遊びにやってきた。キム・ジソクはこの家に来るのが初めての2人に家の中を案内し、一番インテリアに気を遣ったという書斎で、自慢の一品を紹介した。
棚の中央に飾っている「BTS(防弾少年団)」のサイン入りアルバムだ。RMが「脳セク時代」にゲスト出演したことがあり、それがきっかけで親交を深めているそうで、誇らしそうに笑顔を見せていた。
全員いまだシングルという共通点を持つ3人の恋バナも興味深かった。同学年の3人だが、最初に結婚するのはハ・ソクジンだと思うと予測したキム・ジソクは、「結婚より恋愛をしたい」と率直に語った。結婚をしたいから誰かに会うのは、取らぬ狸の皮算用だと。ハ・ソクジンも「まずは人と会うことが大事」と共感し、努力中だと語っていた。
今回、キム・ジソクは念願だったこの番組に出られて嬉しいということを全身で表現し、スタジオのエンディングでも、キュートな愛嬌を見せるなど、飾らない姿が魅力的だった。
6月16日から新ドラマ「月刊家」(JTBC)がスタートし、女優チョン・ソミンとロマンスを展開するが、40代に入ってもなお、“ラブストーリー”で主演を演じられる俳優は貴重であり、キム・ジソクはそれぐらい人を惹きつける俳優ということだ。