●兵役
兵役は韓国の男性アイドルの宿命と言われている。「2PM」も2017年にテギョンがグループの中で最初に入隊し、その後Jun.K、ウヨン、ジュノ、チャンソンの順に入隊し、グループとしての活動は休止となった。
2018年には事務所との契約更新があったが、テギョン以外5人のメンバーがJYP Entertainmentと再契約を結び、引き続き「2PM」として活動することを発表した。テギョンはJYPを離れ俳優事務所である51K Entertainmentに所属することになったが、「2PM」としての活動は続けていくこととなり、ファンを喜ばせた。
そして2021年3月にジュノが除隊し、約3年半ぶりにメンバー全員が揃った完全体を披露し、大きな注目を浴びた。
多くの男性アイドルが兵役で活動できない期間に人気が落ちてしまうことが多いが、「2PM」はメンバー一人一人の認知度も高く、歌手や俳優など様々な道で活躍しているため人気が衰えることなくデビューして10年以上たった現在も確固たる人気を得ている。
●日本での人気
2008年に韓国でデビューした「2PM」は、2011年に日本でもデビューを果たす。
当時日本では「東方神起」や「BIGBANG」を始め、数々のK-POPアイドルが活躍していたが、その中でも「2PM」は大きな功績を残している。
「2PM」は「野獣ドル」という男らしいコンセプトを前面に出したアイドルで、当時数多くいた男性アイドルの中でも異彩を放っていた。
日本でも正式に日本デビューする前からすでに話題となっていたが、特に日本デビュー曲である「Take off」はアニメ「青の祓魔師(エクソシスト)」のエンディングテーマに選ばれ話題を呼んだ。この曲はオリコンデイリーチャート1位を記録し、その後も「ネクタイダンス」と呼ばれる独自のダンスなどを通して多くのファンを獲得していった。
また歌手としてだけでなく、日本のドラマにも出演するなど多彩な活動を通してグループの知名度を上げた。その結果、2011年から2016年の期間で5回ほどアリーナツアーを行なうほどの人気を集めた。
WOW!Korea提供