韓国歌手イム・ヨンウン(29)の「屋内喫煙」が問題となり謝罪した中、事務所の主張を学会が批判した。
イム・ヨンウンは先ごろ、TV CHOSUNのバラエティ番組「ポンスンア学堂」の収録に参加。この際、屋内の禁煙区域で喫煙した疑惑、そしてマスクを着用していなかったという疑惑が浮上し、騒動となった。
これにイム・ヨンウンは5日、自身のファンカフェ「ヨンウン時代」に謝罪文を掲載し、「ファンの皆さんを傷つけ、失望させてしまった。常に責任感を持たなければならないはずが、僕が未熟だった。今回の出来事でご迷惑をおかけし申し訳ない」と謝罪した。
また、事務所側は「イム・ヨンウンは数年前に電子タバコに変更し、ニコチンが含まれていない液状を並行して使用している」とした上で、「今後、屋内での使用は一切禁止する」と伝えた。
しかし、この立場文はむしろ「公衆保健を無視した認識」と批判されることになった。
大韓禁煙学会取締役で韓国タバコ規制研究教育センター長を務めるイ・ソンギュ氏は「イム・ヨンウン側の発言は、若者や国民に間違った情報を与えることになる」とし、「適切な謝罪文ではない」と指摘。
その上で「米国の場合、液状型の電子タバコ使用者の10%がニコチンが含まれない”おもちゃ”のように認識している」とし、「若者をはじめ、非喫煙者らが電子タバコを利用して紙巻型タバコに変える”ゲートウェイ”が十分に研究された時点で、イム・ヨンウン側の主張は誤解を与える可能性があり、間違った”国民保健イシュー”を生成する」と述べた。
WOW!Korea提供