【公式全文】韓国で活動中のジュリアン・クイーンタルト、駐韓ベルギー大使の妻の暴行事件に謝罪「国民として恥ずかしい」


韓国で活動しているベルギー出身タレントのジュリアン・クイーンタルトが、駐韓ベルギー大使である妻の行動について、自国民として問題を指摘し謝罪した。

ジュリアン・クイーンタルトは今月23日午後、自身のインスタグラムに一枚の写真をアップし、「ベルギー人として恥ずかしいことが起きた」と口を開いた。

これに先立ち、ピーター・レスクイエ駐韓大使の妻A氏は、今月9日ソウル・ハンナム(漢南)洞に所在するアパレルショップで、自身の服をチェックしながら購入の有無を確認した韓国人店員の頬を殴った疑いで警察に立件された。売場店員はA氏に付いて回り、彼女が当該ショップの服を清算せずに着て外に出たかと問い詰めたという。服はA氏のものだと確認された。

これに対してレスクイエ駐韓大使は論議が高まると、フェイスブックの公式アカウントを通じて声明を出し、妻に代わって謝罪した。

以下、ジュリアン・クイーンタルトの投稿全文

今回、本当にベルギー人として恥ずかしいことが起きました。起きてはいけないことが起こりました。

いかなる状況でも暴力を振るってはいけないし、大使様の夫人なら尚更いけないことだったと思います。そして事が起こった時に状況を対処するのも重要なのに、謝罪文を遅れて掲載し、最後に(終わり)と書かれているのを見て、ため息ばかりつきました。

CCTV(監視カメラ)がなかったら、ただこの出来事が見過ごされなかったかと思いながら、公開されて非常に良かったと思います。

私はベルギー人ですが、ベルギー大使館や大使様を代弁できる人間ではないので、最初にニュースが報道された時、どのように対応するのか見守っていましたが、見守っていたら私も頭にきて文を残さねばという決心をしました。

現在はベルギーのニュースに報道されていて、私の両親に電話をして「これはどういうことか」と尋ねてみました。ベルギーのメディアのコメントを見ると、「理屈に合うのか? 」、「恥ずかしい」などの批判や、ベルギーのイメージを悪くしたので責任を取るべきだという内容が大部分です。

被害者や被害者の家族にベルギー国民として、ベルギー国民たちを代弁し、頭を下げて謝罪申し上げます。

WOW!Korea提供

2021.04.24