「サイコだけど大丈夫」キム・スヒョンから「徐福」パク・ボゴムまで…信じて見るチャン・ヨンナムの演技

女優チャン・ヨンナムが、映画「徐福」で両面的な演技で観客の心をひきつけている。
「徐福」は15日、劇場やオンラインビデオサービス(OTT)TVINGで同時に公開された。「徐福」は公開から20日までの6日間連続でボックスオフィス1位を守り、話題を集めた。


「徐福」は人類初のクローン人間である徐福(パク・ボゴム)を極秘裏に移すという生涯最後の任務を引き受けることになった情報局要員ギホン(コン・ユ)が徐福を狙う複数の勢力の追跡の中で特別な同行をしながら予期せぬ状況に巻き込まれるという物語だ。
チャン・ヨンナムは、ソイン研究所の責任研究員「イム・セウン」に扮して強烈な演技力で観客を劇に引き込んだ。
イム・セウンは「徐福」を誕生させた張本人であり彼の成長過程を最も近くで見守った人物で、外部と断絶したままの生活を生きていく「徐福」に欠かせない

存在だ。チャン・ヨンナムは、他の人には冷徹さに徹するが、「徐福」にだけは限りなく優しい姿を見せるイム・セウン博士を繊細かつ節度のある演技で表現すると同時に、パク・ボゴムとの切ない物語を完成した。
イム・セウンというキャラクターに「一番最初にチャン・ヨンナム俳優が思い浮かんだ」というイ・ヨンジュ監督の言葉のごとく、チャン・ヨンナムは本音を知ることができない研究員「イム・セウン」博士を魅力的に描き出した。
名実共にベテラン俳優のふさわしく、作品ごとにキャラクターを最適に演じているチャン・ヨンナムの今後の活躍に期待が集まる。

2021.04.22