ドラマ「月が浮かぶ川」制作会社から30億ウォン(約3億円)の損害賠償…“途中降板”ジス所属のキーイースト側「解決のために努力中」


KBSドラマ「月が浮かぶ川」側が校内暴力疑惑により途中降板した俳優ジスの所属事務所キーイーストに30億ウォン(約3億円)台の損害賠償請求訴訟を起こした中、キーイースト側は「円満な解決に向けて努力していたのに戸惑っている」との立場を示した。

「月が浮かぶ川」の制作会社Victory Contentsは2日、「去る1日にソウル中央地方裁判所にキーイーストを相手取って損害額の一部を請求する損害賠償請求訴訟を提起した」と明らかにした。Victory Contentsがキーイーストに提起した損害賠償額は30億ウォン台と確認された。

これを受けてジスの所属事務所キーイースト側はこの日news1に「事件発生以降、現在までも制作会社側と疎通しており、責任を避けず誠実に合意に臨んでいるが、突然訴訟を起こしたというので、戸惑うばかりだ」との立場を伝えた。

キーイースト側は「円満な解決に向けて努力しているが、訴訟については確認しなければならない」と付け加えた。

ドラマ「月が浮かぶ川」は高句麗が人生の全てだった姫ピョンガンと愛を歴史にした将軍オンダル、運命に屈しない2人の純愛を描いた時代劇ロマンスだ。ことし2月15日に初放送された。

しかし3月初め、オンダル役を務めた主演俳優ジスに対する校内暴力疑惑が浮上し、ジスがこれを認めて謝罪した。その後、ジスは出演中だった「月が浮かぶ川」から降板。当時、ドラマはすでに撮影が終わる時期だったため、制作会社は俳優ナ・インウが代役としてキャスティングし、ジスの分量をすべて再撮影した。

WOW!Korea提供

2021.04.02