※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
25日に放送されたJTBCドラマ「シーシュポス: The Myth」12話では、テスル(チョ・スンウ)とソヘ(パク・シネ)がシグマ(キム・ビョンチョル)の実態に一歩近づく様子が描かれた。
テスルは二度とソヘを失いたくないと思っていた。だからと言って滅亡の危機に置かれた世の中を放棄するわけでもなかった。それにはシグマの実態を把握しなければならず、テスルはこの前会った時にシグマから言われた「ハン・テスル、私を覚えているか? 」という質問の答えを見つけに行った。
シグマが自ら描いたという滅亡したソウルの絵を細かく分析した結果、テスルはその下に隠された別の絵を発見。幼い子どもが描いたようなその絵は、なぜか見たことがあるような絵だった。兄のテサン(ホ・ジュンソク)のスーツケースの中に入っていたテスルの小学校の卒業アルバムと学級文集で見たことを思い出した。
一枚ずつ見ていると同一の画風の絵が見られるが、その絵は「墜落する飛行機を直すテスル」、「タイムマシーンを発明したテスル」、「韓国で一番の会社を作るテスル」というように、テスルの未来をピタリと予言していた。
絵の主人を見つけるため、テスルとソヘはテスルが通っていた小学校を訪ねた。生活記録簿から“ソ・ウォンジュ”という名前を見つけたテスルは、ずっと閉じ込めていた記憶の一部がよみがえった。いじめられていたウォンジュをテスルが助けた時から二人の縁が始まっていた。ナトリウムと水で爆発を起こせるという化学の常識を利用して悪い友達を懲らしめたテスルは、学校でも家庭でも暴力を振るわれていたウォンジュの羨望の対象だった。
ウォンジュはいろいろ面で陰気な子だった。タイムマシーンの設計図を書くのに没頭しているテスルに未来が見えるのだと思い、自分が描いたものは必ず実際に起きると言った。そしてテスルが世の中を救うことができるとし、「もし本当にタイムマシーンを作ったら、僕が最初に乗ってもいい? 」と聞いた。そしてウォンジュの予言通りテスルはタイムマシーンを作り、それを最初の乗ったのがシグマ、つまりウォンジュだった。シグマのおぞましい正体が明らかになったのだ。
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