ヴィンチェンツォは訴訟代理から持ってこようと言った。チャヨンは裁判を通じて分け前をしっかり取ろうとするソ弁護士を説得できないと言ったが、ヴィンチェンツォに“説得”という選択肢は初めからなかった。二人は、ソ弁護士のところへ行き、訴訟代理人辞任書を送るよう脅迫した。予想どおりソ弁護士は反発し、ヴィンチェンツォは訴訟代理を引き渡さなければ誰もいない所に送ってしまうつもりだと、殺伐として警告をして去っていった。
一方、倉庫火災以降、バベルの株価は揺れ動いた。対策を練るため、ジュヌ(テギョン(2PM))はマスコミプレーを計画した。ハンソ(クァク・ドンヨン)に記者たちとバベル化学を訪れるよう指示し、BLSDの開発が完成したように誇張して事故への関心をそらそうとした。しかしバベルのショーは失敗に終わった。みんなが見ている場で、研究員のウヨン(シム・ウソン)が血を吐いて倒れてしまったのだ。ウヨンはチェシン住職(クォン・スンウ)のユジンで、クムガプラザの借家人たちにとっては新たな家族のような人物だった。ヴィンチェンツォとチャヨンはウヨンも産業災害の被害者だということを借家人たちに知らせた。真実を知ったクムガプラザの借家人たちは怒り、バベル化学を潰そうとするヴィンチェンツォとチャヨンに、それぞれのやり方で応援した。
ソ弁護士を処理して訴訟代理を引き受けることになったヴィンチェンツォとチャヨンは、ウサンのところへ行って、宣戦布告をした。勧告事項と共に示談の提案をしたが、バベルとウサンが過ちを認めるはずがなかった。
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