海外23カ国、韓国のOTT著作権料巡り“深刻な懸念”…韓国政府などに嘆願書提出

 

78万人の作曲家が登録する米国のASCAPは「協会は韓国地域で私たちの権利を代弁することができる唯一の機関」とし、「協会が適正な使用料を徴収していなければ、ASCAPが管理する米国の音楽著作者も同じように被害を被ることになる」という点を指摘した。

協会関係者は「世界的にOTTは既存の放送とは別の媒体として分類され、通常2.5%水準という明確な別途規定がある」とし、「だからこそ、先進国である韓国でこのような議論があること自体、彼らには疑問だろう」と述べた。

韓国より経済規模が小さいフィリピン、タイなどでも映画、ドラマなどをサービスするOTTの音楽著作権料は2.5%水準で規定されている。現在、韓国の使用料は1.5%に下方承認されたが、一部のOTT事業者は、それすらも高いと文化体育観光部を相手に行政訴訟を予告している。

協会関係者は「一部の国内OTT事業者は、規定が新設されたにもかかわらず、継続的に正しい使用料納付を拒否している」とし、「このような状況が続けば、国内4万人、全世界の何百万人の音楽クリエイターの権益を代弁する協会としては、最後の手段に著作権侵害に対する法的措置をとるしかないだろう」と明らかにした。

WOW!Korea提供

2021.02.10