“認知症の妻放置説”に強く反発したピアニストのペク・コヌ、11日帰国へ=公演は予定通り開催


ピアニストのペク・コヌ(白建宇/クン=ウー・パイク、74)が、認知症を患っている女優で妻ユン・ジョンヒ(76)を放置したとの疑惑に強く反発している中、予定通り公演を消化するため来る11日、韓国に帰国することがわかった。

9日、ペク・コヌの公演企画会社などによると、ピアニストのペク・コヌは現地時間10日午後のフライトでフランス・パリを出発し、11日に仁川国際空港を通じて韓国に帰国。その後、防疫手続きに従い新型コロナウイルス検査を受けた場合、2週間の自主隔離に入る予定だ。

現時点では、ペク・コヌが記者会見などを通じて追加で立場を明かす計画はないとしている。

これを前に、ペク・コヌ-ユン・ジョンヒ夫妻と23年間親しくしていたA氏は去る8日、CBSラジオ「キム・ヒョンジョンのニュースショー」とのインタビューで、司会者が「ペク・コヌ先生はとてもショックを受けているでしょうか」と尋ねると、「患者の世話をするのも大変なのに、こんなことまで起きてしまい、全く眠れなかった」と明かした。

続けて「今朝、通話した。こちらが朝(の時間帯は)フランスは夜明けだが、通話できたのをみると、眠れなかったのだと思う」と付け加えた。

一方、A氏は「ペク・コヌさんと娘が、糖尿病とアルツハイマーを患っているユン・ジョンヒさんを放置し、ユンさんが外部と断絶されたまま監獄のような生活を送っている」という請願内容に対し、「わたしがペク・コヌ先生から受け取った資料とは、全く異なる事実だ」と反論。

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2021.02.09