【全文】大腸がん・前立腺がん・甲状腺がん公表の歌手チェ・ソンボン、現況を公開「希望を伝えたい」


韓国tvNのオーディション番組「コリア・ゴッド・タレント」シーズン1で準優勝し、“韓国のポール・ポッツ”と呼ばれる歌手チェ・ソンボン(30)ががん闘病の近況を伝えた。

所属事務所BONGBONG COMPANYは1日、公式立場を発表し、チェ・ソンボンの現況を報告した。

これを前に先月13日、チェ・ソンボンが昨年5月の健康診断で大腸がんステージ3、前立腺がん、甲状腺機能低下症、甲状腺がんと診断されたと公表し、大腸がんの手術を受けたことを明らかにしていた。

以下は所属事務所の立場全文。

こんにちは。歌手チェ・ソンボンの所属事務所BONGBONG COMPANYです。

まず、チェ・ソンボン君に送ってくださった愛や応援メッセージ、寄付に心より感謝の言葉を申し上げます。
チェ・ソンボン君は1月13日に2度の手術を受けた後も、変わらずさまざまながんと闘病している状態です。

チェ・ソンボン君は「言葉だけで表現する感謝は私の心を汲み取ってくださる方々に、感謝の気持ちが十分に伝えられないということを知り、皆さんの激励と応援メッセージは自身が生きていく理由を想起させてくれた」と多くのファンの方々に感謝の気持ちを抱いています。

チェ・ソンボン君が話すのは、自身は遠い道をひとりで歩いてきたし、人生に死も恐ろしくないということです。ですが、自身はこの戦闘で戦い、勝ちたいと言っています。すべきことがあると考え、自身の声と歌を通して世界のより多くの人に希望のメッセージを伝えたいと伝えてきました。

医師の所見によると、まだ病が重い状態であり、腫瘍が除去されていない場所から再び転移しないように、さまざまな治療を受けなければならならないそうです。現在、チェ・ソンボン君の状態は毎日、苦痛に対処していて、息が止まるかもしれない、克服できないかもしれないという恐怖に対処しなければならない時もあります。

彼がこれまで歩んできた足跡は誰も想像できない人生でした。彼が多くの逆境を克服して誰かの希望のアイコンとなったように、この苦しみもまた克服できると、希望のアイコンとしてチェ・ソンボン君を見守ってくださる方々に、希望をお見せしたいのです。彼の本「無条件に生きて、たった一度の人生だから」のタイトルのように、今回も解決できるよう大いなる関心と応援をお願いします。

WOW!Korea提供

2021.02.01