「取材レポ」TRITOPS*(トゥリトップス)“ファンと即興で作詞作曲!歌は甘くトークは爆笑!”バレンタインスペシャルライブ開催!

DSC_9294韓国出身のバラードボーカルグループTRITOPS*(トゥリトップス)が2月7日(土)東京・新橋、ヤクルトホールにて「TRITOPS*~Valentine special live ~」を昼夜2回公演で開催した。

DSC_9289 DSC_9309 「TRITOPS*」は、チャン・ユジュン、キム・イルグン、イ・ウゴン、バン・ヒョンムンの4人グループで、ダンスではなく歌で勝負する新しいスタイルのK-POPアーティスト。圧巻の歌唱力に加え、声色が違う4 人が奏でるハーモニーで人気急上昇中。2014年10月28日に「あなたに…」で待望の日本デビューを果たし、オリコンデイリー初登場 2 位、ウィークリーチャート 7 位にランクイン。発売記念イベントでは会場に集まった約1,000人のファンを魅了した。

ユジュン
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イルグン
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ヒョンムン
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ウゴン
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彼らの楽曲のほとんどは、作曲・作詞家としても活躍するリーダー、ヒョンムンが制作し、末っ子ユジュンは、大人気韓国ミュージカル「宮」に5 回連続出演を果たすなどの活躍を見せ、昨年はSHINeeのテミンとタックを組み注目を集めた。

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一足早いバレンタインに、会場のプレゼントボックスにはたくさんの贈り物。ステージには一台のグランドピアノとゆったりとしたソファ。ローテーブルの上にはキャンドルライトが灯り、彼らの家に招かれているかのような暖かい空間がファンを出迎える。
オープニング映像後、ブルーやネイビー、ブラックが基調の衣装に身を包んだ4人が登場すると、甘いステージの幕が開いた。「僕の彼女へ」では客席のペンライトが揺れ、彼らの美しいハーモニーに、ファンは序盤からTRITOPS*にハートを奪われた。

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「僕たちはTRITOPS*です!フォーエバー!」と4人で声を揃えてあいさつ。「僕はTRITOPS*の甘い末っ子、ユジュンです!よろしくお願いします!」、「僕は甘すぎる貴公子、イルグンです!」、「僕は甘いリーダー、ヒョンムンです。よろしくお願いします」、「僕は甘い、ヤバい男!ウゴンです」とそれぞれ自己紹介。MCもすべて日本語でこなせるほど堪能な彼らは、最初から最後まで4人でステージをリード。

DSC_9359 ユジュンが「バレンタインにチョコたくさんもらいました?」とメンバーに質問すると、イルグンは「小学生のときが僕の人生でピークでした(笑)」と答え、ユジュンも「僕も。中学生、高校生のときは一つも…」と応じると客席から「え〜?!」と疑問の声があがった。ヒョンムンは「僕は人気がありませんでした。目が小さいですから」と言うと、「あ〜目のせいか〜」となぜか納得してしまうメンバー。ウゴンは「僕は家がチョコレートでした」とオチをつけると、「それでウゴンさんは甘いんだ〜」と他のメンバーもノリ突っ込み。ユーモア溢れるトークでファンを笑わせた。

DSC_9430DSC_9431 「甘い歌をたくさん準備しましたから、今日は楽しんでください。久しぶりにこの歌を歌います」とユジュンが曲紹介し、韓国語のオリジナル曲「禁断症状」を優しく歌い上げた。ブリッジ映像では、メンバーの彼女になったかのような、甘い妄想をかきたてる映像でファンをうっとりさせた。

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「I am super men,storm」などアップテンポな曲も立て続けに披露。踊らないグループTRITOPS*の見事なダンスに、ファンも総立ちでノリノリに。メンバーは花道に出てファンを間近で煽り、バラード曲とは違う熱いステージを繰り広げた。

DSC_9469DSC_9480DSC_9482 熱量が高まり一つになった会場は、一転、TRITOPS*の真骨頂、美しいバラードで満たされた。ヒョンムンによるグランドピアノの伴奏で、英語や日本語の名曲や、オリジナル曲「伝えたいこと」を歌い上げる。低音から高音まで4人の声が重なり合い、完璧な日本語の発音で感情を歌詞に乗せ、美しい歌の世界へと誘う。ファンは瞬きするのも忘れるほどじっと彼らを見つめ、その歌声に耳を傾けた。

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ステージ中盤では、ファンと楽しむコーナーも設けられた。ホワイトボードが用意され、ギターを持ったヒョンムンが即興で作曲、歌詞はメンバーとファンがその場で作るというドキドキな企画。ギターを抱えたヒョンムンと、ユジュン、ウゴンがソファに座り、イルグンはホワイトボードの前に立ってMCとして進行。ユジュンが「ほんとにこれは練習もリハーサルもしてないです」と不安を覗かせると、イルグンは「これを準備しました!」と、ピコピコハンマーを取り出して、「歌詞ができなかったり、答えが遅かったりしたときはこれで(笑)」と、たたく真似をしてみせる。

DSC_9572DSC_9575 ヒョンムンは「甘い曲を作りましょう。バレンタインですから。題名は、あ〜(と考えて)、『今日は家に帰さない』」。客席から黄色い歓声があがると、すかさずウゴンが「じゃあ、どこ行きますか?」と無邪気なツッコミ。
最初のフレーズはヒョンムンが「ぼくの部屋で〜」と提案。続く歌詞をメンバーが一人ずつ考えていく。ファンも積極的に手をあげて「甘いミカンを食べよう」「君は僕のビタミンC」などと続け、イルグンはそれらをひらがなで書き取っていく。どうなることかと思われた企画は、ヒョンムンが見事に曲をまとめあげ、「家に帰さないよ、君はミカン」というタイトルで無事に完成。曲の最後は「ミカ〜ン」と4人がハモりを入れて、ファンと共に即興の曲作りを楽しんだ。

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ステージ終盤も「届くなら」「Ps I love u」などで再びTRITOPS*が歌声で魅せた。「今日のバレンタインコンサート、どうでしたか?楽しかったですか?」と客席に問うユジュンに、ファンは「ネー(はい)!」と応じ、「もっと歌いたいですけど最後の曲ですね」と名残惜しそうにしながら、最後は日本デビューシングル収録曲「会いたい」を披露。ファンとの別れを惜しむように、TRITOPS*のハーモニーが会場に響いた。DSC_9613

DSC_9622「今日は来てくださってありがとうございました。僕たちはいつも皆さんのために歌います」とユジュンがあいさつし、「以上、TRITOPS*でした。フォーエバー!」と全員で声を合わせると、右、左、真ん中と、ファンに深く一礼して締めくくった。

DSC_9670 DSC_9665アンコールには「365」を歌いながら花道へ。ユジュンとヒョンムンは前方だけでなく後方のファンにも目線を合わせ、イルグンとウゴンは客席に降りてファンとハイタッチ。メンバー同士、肩を組んだり飛び跳ねたり、ファンもオールスタンディングでペンライトを振り、会場には笑顔が溢れた。

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最後にもう一度、ユジュンが「今日も本当に来てくれてありがとうございました」と感謝を伝え、ウゴンは「(ステージセットの)部屋の感じがよかったです。一緒に部屋にいるような甘い感じ。ここでミカンを食べる(笑)」と笑顔を見せて、ファンを湧かせた。今はまだ言えない先の予定がたくさんあるというTRITOPS*。「力を充電して待っていてください」とファンに伝え、「ありがとうございました」と4人で声を合わせ、ステージを後にした。

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DSC_9756DSC_9754DSC_9781抜群の歌唱力と、人知れない努力で身につけた日本語、持ち前のユーモアセンスがファンの心を掴んで放さないTRITOPS*。一度聴いたら、また聴きたくなる。次はどのような歌を聴かせてくれるのか、彼らのステージが待ち遠しい。

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取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

主催:キッス・エンタテインメント
TRITOPS*オフィシャルブログ : http://ameblo.jp/yjj-japan/

2015.02.19