「インタビュー」「SUPER JUNIOR」カンイン、「僕の演技はまだまだです」



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歌手のカンイン(SUPER JUNIOR)ではなく、俳優のカンインはもう少し物静かで謙遜していた。知人から応援と賞賛を送られるが、ぎこちなくて恥ずかしいと笑った。映画「猫の葬式」でスクリーンにカムバックした“俳優”カンインの話を聞いた。

映画「猫の葬式」は、別れた恋人との再会を淡々と描いた甘くほろ苦いラブストーリー。カンインは女優パク・セヨンと共演し、男らしいカリスマ性よりも感性あふれる演技に重点を置いたドンフンを熱演する姿は、より一層繊細だった。インタビューしたのは韓国での公開5日前。カンインは「実感がわかない」と感想を述べた。

「まだよくわかりません。実感がわかないし、公開するということだけでも本当にうれしいです。『SUPER JUNIOR』でデビューした時のようにドキドキすると言ったのですが、そんな感じです。僕にとって『SUPER JUNIOR』はこの世の何とも比べられないものです。そのくらいドキドキするということは…とにかく今回はメンバーがいないので一層ドキドキするのかもしれません。」

先月7日に映画「猫の葬式」の試写会が韓国で行われた。「SUPER JUNIOR」のメンバーをはじめ、多くのスターが訪れた。その中で映画を見ていたカンインは「冷や汗が出た」と言いながら恥ずかしがった。周囲の反応は本人の心配以上によかった。

「皆さん、直接顔を見たら悪いことはおっしゃらないですよ(笑)ほとんどいいことを言っていただきました。『よかった』、『ダメだった』という評価よりは、『映画が美しい』といったコメントがありました。本当に招待したかった方は、映画『純情漫画』の時のリュ監督と助監督です。撮影中に本当にたくさん助けていただきました。リュ監督は『話をよく聞いて、イ監督を助けてやれ。演技はゆっくり学ぶものだ』とアドバイスしてくださいました。そして試写を見た後には『本当に美しい』とおっしゃいました」

賞賛を聞くのが少し照れくさそうだが、いい反応に感謝しているようだ。カンインが特に今回の映画に感慨深い理由は、彼自身がこの映画を望んでいたからだと説明した。シナリオを見たカンインは、監督に直接ラブコールを送ったという。

「シナリオを先に見て、やってみたいと積極的に話しました。『本当にやってみたいけどできるかな?難しいですよね?本当にいいシナリオだから他の俳優さんも出演したがるでしょう?』と言ったが、ありがたいことにチャンスをいただきました。」

別れと再会。ありがちで単純な素材だが、「猫の葬式」はこの場面を穏やかで美しく表現しているという点が注目される。特にカンインが演じたドンフンは、内面的な感情が大事で、これを表現するのは簡単ではなかったと思われる。

「僕はここでドンフンとして見せたいのは、初志貫徹で“没入”でした。演技を専門としているわけではないので、感情のコントロールも演技であり、難しいです。一つつかんだことは『没入しよう』、『僕がこの人になろう』でした。僕も人並みに恋愛の経験はあるし、当然別れの経験もあるので、いろいろ考えたのですが、監督が望んでいることは明確でした。とても大きく感情を出さず、むしろ気が小さくて、いい人で、穏やかでなければならず、控えめに話す必要もありました。満足したかって?とんでもない…本当に難しかったです。もっとうまくやらなければならないのに。それでも後悔はしないようにしています。」

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パク・セヨンとの共演については、試写会の時に話したように「休み時間に布団にくるまって一緒に寝るほどの仲」、もちろんスタッフも一緒だが。カンインはパク・セヨンについて「兄妹みたい」と言って愛情を見せた。それだけでなく、現場スタッフとも撮影の間、温かい雰囲気の中、心を交わす関係になったという。

「設定が秋なのに冬に撮影して、初雪も降りました。現場では雪が降ると『これは監督のせいだ。監督のミスキャストだ』と俳優たちが叫んだんです(笑)。すると監督は『照明監督のせいだ』と言い、照明監督は『カメラ監督だ』なんて言いながら、つらい時も楽しく過ごしました。いつも誰か一人に不満があると、他の人が励ましてファイトがあふれるようにしていました。そうしながらお互いに頼ったり頼られたりしましたね。スタッフの名前は全部覚えました。映画の最後にクレジットが出た時、お一人お一人、ちゃんと名前が見えました。打ち上げの時にはスタッフ全員にあいさつしに行きました。参加できなかった方には電話をしたり。皆さん、本当にありがたい方々です。」

「セヨンとは兄妹になりました。監督は僕たちが段々似てきたとおっしゃったんです。普通はあまりに親しいと男女関係だと誤解するのに、現場ではみんなが兄妹のようだと言っていました。本当にうれしいですよ。男女関係だと誤解されたら、気まずくなりますから。僕は一人っ子なので、本当にセヨンが妹のようでうれしいです。僕は異性にはちょっと苦手意識があるのですが、妹たちの面倒はよく見ます。」

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カンインは映画のOSTにも参加し、関心を集めている。映画に合うソフトなメロディーと感性的な歌。作曲はピアニストのイルマが担当した。俳優である前に歌手であるカンインはその歌唱力も好評を得た。カンインは「機械がうまく調整してくれました」と言ってふざけながらも、「イルマ兄さんがいい曲を書いてくださった」とし、感謝の気持ちを伝えた。

「イルマ兄さんが本当にいい曲を書いてくださいました。イルマ兄さんとは普段からよく連絡をする仲なのですが、少しずつ話をしながら作ってくださいました。レコーディングには本当に心血注いで取り組みました。スタジオを何か所か行ったのですが、事務所で別のレコーディングもして、作業に入らなければならないのにまたレコーディングして、役がインディーズのミュージシャンだからボーカルを少し変えなければならないとか言いながら…難しかったです。でも完成したものを聞いたら、思ったとおりに表現できた気がします。」

カンインはまだ俳優としてよりは歌手として話す時の方が楽だという。演技生活においてまだ学ぶことが多いと思ったのか、特に自分の演技について話すと謙遜した。あこがれの人はいるのかと聞くと「ステキな演技者が本当に多くて、一人を選ぶことができない」と答えた。彼はこれからも歌手の合間に演技をしていく計画だという。

「演技への欲があるというよりは、チャンスがあれば全てつかみたいです。経験をたくさん積んでいきたいんです。やればやるほど、成長していけると思います…ハハハ。」

WOW!korea提供

2015.02.14

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