韓服や王宮も楽しめる
パク・ボゴムが語るイ・ヨンの人物像が興味深い。
「僕は、世間知らずな世子(セジャ)の姿を演じながら、その中で家族を守っていこうとする彼の気持ちを忠実に考えながら演じていました。そして、一見冷たく響くかもしれない彼の言葉の中に、誰よりも大きな真心が込められていて、その中には温かい気持ちが秘められているということを褒めようとしました」
そうしたイ・ヨンというキャラクターを演じるにあたり、パク・ボゴムはどんなことに気をつけたのだろうか。
「24歳である1年前に撮影が行なわれたのですが、今この瞬間でなければ残せない作品になるのではないかと思っていました。シナリオもとても楽しいものでした。この作品には原作があるのですが、原作を愛してくださっているファンのみなさんにも愛していただける作品にしたいという気持ちで演技に臨みました」
さらにパク・ボゴムは、『雲が描いた月明り』を撮影しているときに、特に思い出に残ったシーンとして衣装や王宮を取り上げた。
「韓国で放送されて1年が過ぎた作品ですが、こうやって日本の地上波で放送されることになり、とても光栄に思っています。韓国の美しい韓服や王宮の姿をドラマが映していますので、そういった美しい背景や景色などを日本の方々にも楽しんでいただけるのではないかと思っています」
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