1月25日に除隊する予定のド・ギョンス。彼の芸能界への復帰が期待できるが、彼が兵役に入る前に主演したのが『100日の郎君様』だった。このドラマでのド・ギョンスは印象的な演技で、作品を大いに盛り上げた。
ヤマ場が多いドラマ
『100日の郎君様』でド・ギョンスは、世子のイ・ユルと村人のウォンドゥクという2人の人物を演じ分けている。それは、記憶喪失という設定が物語を大きく動かしているからだ。
世子のイ・ユルは、子供のときに悲しい出来事に見舞われ、大人になっても心を閉ざしている。そのために常に不機嫌で、周囲の人たちを困惑させてばかりいた。
そんなイ・ユルが暗殺団に狙われ、かろうじて助かったが記憶喪失になってしまった。そのうえで、村人として別人の人生を歩むことになる。それがウォンドゥクだ。
ウォンドゥクは、ホンシム(ナム・ジヒョンが演じている)と夫婦になったのだが、かつては世子という王族だったので、まるで庶民の生活というものがわからない。
こうして、ウォンドゥクのダメ亭主ぶりが次々と明らかになっていった。
特に、高利貸しに騙されて、高価な品物をたくさん買ってしまったのは致命傷だった。これではホンシムが激怒するはずだ。
しかし、ウォンドゥクにも大きな才能があった。文章が巧みで周囲を驚かせたし、武術の達人でホンシムを救った。いよいよウォンドゥクが本領を発揮したのだ。
ドラマも後半に入ると、徐々に記憶が甦ってくる。そうなると、悪徳高官のキム・チャオンによって陰謀にまみれている王宮に戻っていく日も近い。
さらに、幼いころから恋心を抱いていたウォンドゥクとホンシムのラブストーリーが再燃してくるのも間違いない。
『100日の郎君様』は後半で2つの大きなヤマ場を迎える。そのときのド・ギョンスはどんな晴れ晴れとした演技を披露するのか。
このように、『100日の郎君様』は最後まで目が離せない面白い時代劇だった。
『100日の郎君様』でド・ギョンスの演技が本当に楽しかった!
『100日の郎君様』のド・ギョンスのとぼけたダメ亭主ぶりがどうなるか
コラム提供:ロコレ