※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
JTBCドラマ「それでも僕らは走り続ける」6話では、ソンギョム(イム・シワン(ZE:A))とミジュ(シン・セギョン)が互いの日常について分かり合っていく様子が描かれた。
後輩のウシク(イ・ジョンハ)のインタビューが公開されてから、記者がホテルまで押し寄せて居場所のないソンギョムは、実家にも行ってみたが、ご飯だけ食べてさっと出ていく猫のようだった。目が覚めれば起きて、ご飯を準備して食べ、自分で選択することは何一つなく父親の設計図に従ってきただけの人生。関心もなかったからつらくもなかった。ところが突然、「自分が愛したものの中に、なぜ自分自身がいないのか」と疑問に思い、自分が向かうところはミジュの家だと気づいた。
数日前、ミジュはソンギョムに自宅で過ごすよう提案した。その日もカフェで翻訳の作業をしていたミジュは、そこで契約解除のために会ったダナ(スヨン(少女時代))とソンギョムの会話に気を取られた。それに気づいたダナはミジュをからかいたくなってきた。スキンシップまで始めたのだった。落ち着けなくなったミジュは「うちに部屋が3つある」と叫んでしまった。今回もダナの挑発に乗せられてしまったのだ。
こうして始まったソンギョムとミジュの同居は、互いの日常を知ることになった。決められたトレーニングのスケジュールどおりに生きてきたソンギョムは、走ることから朝をスタートさせ、買ってきた材料で食事を作った。一方、ミジュは夜に仕事をして、朝に寝て、食事を準備する時間を惜しんで自分なりに栄養価が高いと思うものをミキサーに入れて飲んだ。一つ屋根の下にても顔を見合わせることができないほど、時間がすれ違った。
ソンギョムはミジュが夜通し働いている作業環境を見まわし、「あの時食べないのが問題だ」と作業日程表に“ご飯”の時間を設けた。ミジュはソンギョムと共に朝のジョギングに出たが、選手出身のソンギョムのスピードに合わせるのは難しかった。ソンギョムはついてこられなくても待っていると言い、これからは後ろも振り返りながら生きていくと決心したことを伝えた。ミジュは走ること自体がソンギョムの言語だったことに気づいた。
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