JYPエンターテイメント所属歌手であり、アイドルグループ「2PM」のメンバー、ニックン(32)が、自身をストーキングした女性に対して接近禁止の仮処分申請を出したが、受け入れられなかった。
24日に法曹界によると、ソウル中央地方裁判所の民事合議51部(部長判事:ハン・ギョンファン、クァク・ドンフン、キム・ジュンウ)は、歌手ニックンが女性のキム某氏を相手に申請した接近禁止の仮処分申請を棄却した。
裁判部は「キム氏は審問期日で、これ以上ニックン氏をつけ回す意志がないと陳述した」とし、「以後、3か月が過ぎた現在までも同様の行動をしたという資料が提出されたことがないため、今後同様の行動を繰り返す危険があるとは考えにくい」と説明した。
そして「ただキム氏はこの事件の決定後、ニックンの意思に反して接近をしたり、連絡を行い、平穏な生活または業務を妨害する場合、別途仮処分を求めることができる」と付け加えた。
これに先立ち、今年7月にニックン側はキム氏を相手に面談禁止、電話・メールなど通信手段を利用した連絡禁止、接近禁止を要求し、これを違反した場合、1回につき約200万ウォンを支給せよという趣旨の民事訴訟を提起した。
訴訟提起当時、JYPエンターテイメント側は情報サイトNews1との電話インタビューで「(キム氏に対する)告訴状の受付なども考慮中であり、善処なく協力に対応する」とし、「アーティストは絶え間ない精神的ストレスを受けている状況で、程度が深刻なレベル」だと明らかにした。
今年1月にJYPエンターテイメントは「現在アーティストの被害事項について持続的にアップデートし、告訴資料に追加しており、韓国だけでなく国外でもともに調査が進行中」だとし、「昨年7月にアーティストのプライバシー侵害および脅迫関連の告訴状の受付事項を告知したが、依然として問題が続いていることを確認した」と明らかにしていた。
WOW!Korea提供