韓国歌手ユチョン(元JYJ、34)が、性暴行で告訴した女性Aさんに5000万ウォン(約450万円)を賠償するよう言い渡した裁判所の判決を履行する見通しがたったと報じられた。
韓国メディア「スポーツ京郷」は、ユチョンが先ごろ債務返済支給計画書を送付し、被害者側にこれを伝えたと報道。内容によると、賠償額5000万ウォンと12%の遅延分の利子などを含めた計5600万ウォン(約500万円)をことし年末と来年1月末の2度にわけて支払う予定だと伝えた。
これを前にAさんは去る2016年「ユチョンが2015年、ソウル市内にある遊興施設のトイレに自分を閉じ籠めて強姦した」と訴えた。ユチョンは捜査結果、不起訴処分となり、Aさんは虚偽告訴した容疑で裁判に移されたが、最高裁で無罪判決を受けていた。
以降、ソウル裁判所調停センターは2019年7月、Aさんがユチョンを相手に提起した損害賠償請求訴訟で、強制調停決定を下した。これによると、ユチョンはAさんに5000万ウォンを支払わなければならず、応じない場合2019年9月1日からすべて弁済する日まで、12%の延滞利息が加算されるとの内容だ。ユチョンはこの調停案を受け取ってから2週間以内に異議を申し立てなかったため、確定した。
しかし、ユチョンはこの金額を支払わなかったため監置裁判を受けた。その際、財産が他人名義になった家賃の保証金3000万ウォン(約275万円)と、100万ウォン(約9万円)に満たない通帳残高が全てだと裁判所に申告していた。
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