韓国女性グループ「STELLAR」出身のガヨンが、8日に放送された「Miss Back」で活動当時に過度な露出の衣装を強要されたこと、7年間働いて1千万ウォンしか支払いがなかったことを告白した。
これに対して前所属事務所の元社長A氏が「法的に問題なく給与の支払いをし、衣装についても合意のもとで決まった」とし、「ガヨンの借金も帳消しにして、有終の美を飾れるようにしたのに、このような告白をされるのは残念でならない」と語った。またガヨンの主張だけを一方的に放送した「Miss Back」のスタッフに法的な対応をとる予定であることも明かした。
以下、News1とA氏のインタビュー内容(一部)。
◇過度な露出、事務所全員で相談して決定
当初はかわいいコンセプトで活動していたが、当時セクシーなコンセプトが流行していたので「STELLAR」も挑戦した。コンセプトについては会議を重ねてきた。「マリオネット」の活動当時もメンバーから拒否されたことはなかった。19禁判定が出たこともあって刺激的な部分はMVから外そうと私(A氏)から提案したほどだ。
女性グループなのでスタッフとも何度も話し合ってコンセプトを決めた。メンバーが過度な露出であると話したのは事実だが、あの衣装で活動はさせずにティーザーイメージだけあの衣装で出来ないか提案した。その後は普通の衣装で活動した。
今になって強要されたと言われ、当時働いていたスタッフも失望している。本人の気持ちだけで話したら、一緒に働いている人を傷つけたり、“過度な露出をさせた人”にしてしまうことは想像できなかったのだろうか。
◇給与、法的な問題なく支払った。借金も帳消しに。
練習生時代から活動が終わるまでのあいだ数十億ウォンを投資したが、結果的に「STELLAR」は赤字に終わってしまった。「マリオネット」以降、イベントまわりもしたし、借金をして次のアルバムも製作したが、損益分岐点を超えることはできなかった。
それでもメンバーが給与を受け取れないとかわいそうなので、毎年売り上げの一定比率を決めて渡していたし、イベントを多く回った月などは売り上げの一部を支給していた。
ガヨンとジョンユルはそれぞれ1億ウォンの負債もあったが、活動するにあたって士気が下がると思って帳消しにしてあげた。少しずつ給与を支払っていたが、損益分岐点を超えられないまま契約が満了しただけだ。
WOW!Korea提供