<Wコラム>「MONSTA X」ミニョク、度重なる失敗や不安の中でも、自分を肯定していた彼の多彩な魅力

その後、練習生として芸能事務所に入ったが、順調ではなかった。デビューに向かって努力したが、所属事務所の事情でいきなり目標がなくなったことが2回もあった。この辛い時期、後ほど 「WANNA ONE」のメンバーになったキム・ジェファンと出会う。

2回の失敗の後、ヒョンウォンと一緒に今の所属事務所「STARSHIPエンターテインメント」に入った。4か月ほど過ぎた時、サバイバルオーディション番組の話が出てきた。その番組が「NO.MERCY」。準備の打ち合わせに参加し、出演することになった。これで夢が膨らむ。

しかし、当時、このオーディション参加者の中、デビューが最も不安だったメンバーがミニョクだった。第2次デビューミッションの時は、「脱落候補」になったこともある。 「1:1ミッション」に敗退した時、舞台の下に降りながらも上を向いて手を振りながら「また上がります! 」と叫んでいた事をファンは忘れない。

放送中に不安感で涙を流したこともあった。第4次デビューミッションの時は自分の脱落を予感し、いつか両親に自分の姿を見せ付けたいと話した事もある。

彼の武器は自分を肯定する考え方。「死ぬ前にデビューはしてみたい」との彼の願いのとおり、その後、結局は「MONSTA X」のメンバーとしてデビューした。

度重なる失敗や不安感の中でも、自分を肯定していた彼の多彩な魅力、それが詰まったグラビアを記録してくれた「MAPS」に感謝する。

WOW!Korea提供

2020.10.06