韓国俳優のハ・ジョンウとチュ・ジンモなど有名芸能人らの携帯電話をハッキングし、脅迫した疑いで逮捕された一家に1審で実刑判決が下された。

ソウル中央地裁の刑事19単独キム・ソンフン部長判事は21日、恐喝などの容疑で起訴されたキム某被告（34）と夫パク某被告（40）にそれぞれ懲役5年、懲役2年6か月月を言い渡した。

また、同じ容疑で起訴されたキム某被告の妹キム某被告（30）には懲役1年4か月・執行猶予3年、キム某被告（妹）の夫ムン某被告（39）には懲役1年6か月の実刑をそれぞれ宣告した。

キム判事は「姉、妹とパク被告は社会的に良いイメージを維持することが重要な芸能人のプライベートをハッキングし、これを公開すると脅して恐怖感を与えてから金銭を要求する犯行に手を染めた」とし、「これは計画的かつ組織的な犯行であり、非常に悪質」と指摘。

また「キム被告とパク被告が加担した犯行による被害額はそれぞれ6億1000万ウォン（約5500万円）、4億9000万ウォン（約4400万円）で、キム被告の場合は恐喝が未遂で終わらなければ追加で12億ウォン（約1億円）の被害が発生していた」とし、「たとえハッキングと脅迫行為を企てた主犯格が別にいるとしても、だまし取った金を両替所に運ぶなど、共犯の程度は小さくない」と強調した。

なお、警察は犯行の一切を指示した主犯格の人物は中国に潜伏中と見ており、現地警察に協力を要請したと伝えられている。

WOW!korea提供

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