BTS(防弾少年団)、偏見を崩した!…“BTSはだめだろう?”

「外国から来た東洋人はできないだろう」
東洋人の人種的障壁を壊したことも歴史的な出来事だ。実際、アメリカ社会が人種や多文化として認識されているのは、映画やドラマなどのメディアを通じて作られたファンタジーに近い。2019年基準、アメリカ全体の人口3億2800万人の中で白人は60.1%で、ヒスパニック系が18.5%、黒人13.4%だ。アジアンは5.9%に過ぎない。80年代以降、ヒップホップ、R&Bの全世界的な流行で大衆音楽界に比較的黒人ミュージシャンたちの活躍が目立ったが、まだ人口の過半数以上が白人であり、いまだ白人の文化がメジャーであることは否定できない事実だ。

アジア人の人口比率よりもアジアの文化が占める影響力はいっそう不利だ。大衆音楽では特にひどいものだ。1963年、日本の坂本九の「上を向いて歩こう」が、ほぼ唯一のビルボード1位の記録だ。単に人種的に見たとき、2010年にファーイースト・ムーヴメントの「Like A G6」が1位を占めたが、人種的にアジア系であるだけで、アメリカで生まれ育ってヒップホップをルーツにした「アメリカの歌手」だった。しかしBTSは、この偏見も軽く超えた。英語で歌った最初の歌で一気にビルボードシングルチャートで1位をつかんだ。単に言語が問題だっただけで、人種偏見などはBTSにはないという事実を証明した。

「グラミーはだめだろう」
前述した2つの限界と偏見を超えたBTSに残ったのはグラミー賞(GRAMMY Awards)だけだ。グラミーは、全世界で最も権威のある大衆音楽賞であり、音楽業界の優れた業績を持つアーティストのアルバムを表彰する。その権威と名声にもかかわらず、グラミーは保守的性向をずっと指摘されてきた。ジャンルの、正確に言えば、黒人ミュージシャンに対する差別だ。同じ内容の議論がBTSにないはずがない。今年1月のグラミー賞に、ただの1部門もBTSが候補に上がらなかったことに対して、CNN、ローリングストーンズ、フォーブスまで指摘した。これに対して、世界的なポップスターのホールジー(Halsey)は、自身のSNSに「全体的な変化に非常に劣っている」と遠慮なくグラミーを攻撃した。

アメリカの主要メディア、音楽専門誌、ポップスターたちまで同じ意見を出しているのは明らかな変化に対する積極的な要求であり、肯定的な信号だ。特に「英語で歌ったビルボードのシングル1位の記録まで持つBTSをグラミーがいつまでも無視することができる立場でもない。これに、今年2月に開催された「第92回アカデミー賞」授賞式でポン・ジュノ監督の「パラサイト」が作品賞、監督賞、脚本賞、国際映画賞受賞などの主要部門を総なめしたことで、アメリカと世界の大衆文化全般に人種や言語、文化の偏見を崩そうという時代の期待も作用している。BTSが作っている文化的波及力、記録、位相、そして純粋に音楽でグラミーが彼らを評価すれば、そのときこそBTSがどのような道を行き、私たちの時代にどのような意味を持っているのかを全世界の人々が目撃することになるだろう。

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2020.09.11

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