BTS(防弾少年団)、偏見を崩した!…“BTSはだめだろう?”

BTS(防弾少年団)が、「Dynamite」でビルボード「ホット100」で2週連続1位を記録した。ストリーミング実績と音源販売量に加えて、ラジオ放送回数が重要な指標となるチャートで1位を記録したのは、BTSがアメリカの大衆から普遍性を獲得したという傍証だ。多くの人が応援した結果だが、一方で多くの人々が不可能だと思っていたことをBTSが実現しているところだ。

「ファン層型のボーイバンドはだめだろう」
BTSのファンアーミー(ARMY)が様々な意味で注目を浴びた。まずは、信じられないほどの忠誠心と集中力だった。2番目は、グローバルな規模だった。特に韓国で始まり、アジアで、中東と南米で、欧州で、そして最終的に全世界のポピュラー音楽の中心であるアメリカまで広がったという方向性も特別な意味で記録された。しかし、これがBTSの限界だと見られたりもした。ポップの歴史において、ファン層型のボーイバンドが大衆性まで獲得するケースは非常にまれなことだった。

そんな偏見も十分理解できる。ボーイバンドの歴史の中で、大衆性はチームが解散した後、メンバーがソロで活動し始めて初めて開始されてきたためだ。イン・シンクのジャスティン・ティンバーレイクも、テイク・ザットのロビー・ウィリアムズやゲイリーバルー、ワンディレクションのハリー・スタイルズも当代最高のボーイバンドだったが、大衆性を得たのはソロキャリア開始後だった。この偏見をポップ史上初めて打ち破ったのがBTSだ。こうしてBTSは、単にファン層のパワーが作った瞬間的な1位だという偏見も同時に崩した。発売初週1位、そして2週連続1位をしたボーイバンドは過去10年間でBTSが唯一だ。

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2020.09.11