ドラマ「アリス」、初回から6.1%の好調発進に成功…キム・ヒソンとチュウォンが描く“時間旅行ヒューマンSF”

そのように時間が流れ、2010年にパク・ソニョンの誕生日、息子と楽しい誕生日パーティーをしていたパク・ソニョンはしばらく外に出た。その時空に正体不明のドローンが現れた。そしてドローンはパク・ソニョンを追い始めた。同じ時間、帰ってこない母を心配し、家を出たパク・ジンギョムは不安感を覚えた。そして空の上のドローンを目撃した後、何かに導かれるように家に戻った。家にはパク・ソニョンが血を流して倒れていた。

パク・ソニョンは息子のパク・ジンギョムに「もしお母さんに再会したら絶対に知っているふりをするな」と述べた後に目を閉じた。パク・ジンギョムは生まれて初めて悲しみという感情を覚えた。母を胸に抱き、嗚咽していたパク・ジンギョムは刑事になった。母を殺した犯人を探すために。そしてまた10年が流れ、2020年になった。

2020年に刑事パク・ジンギョムはある誘拐事件を引き受けることになった。母が外国に出張した間にいなくなったこともが奇跡のように戻ってきた事件。子どもはパク・ジンギョムに「お母さんがタイムマシーンに乗ってきた」と述べた。事件に疑問を抱き始めたパク・ジンギョムが空の上のドローンを目撃した。10年前に母が亡くなった日の夜に見たドローン。パク・ジンギョムはドローンを追いかけて走り、自動車にぶつかりそうになった瞬間、母とそっくりな女を発見した。その瞬間まるで時間が止まってしまったようで、パク・ジンギョムの頭の中に死ぬ直前母が言っていた言葉が思い浮かんだ。

「アリス」の初回は圧倒的な映像美で始まり興味深いストーリーを速いスピード感で緊張感が満ちた展開にし、視聴者を魅了した。吹きすさぶ展開の中に劇中SFを意味する時間旅行、人間の感情を意味する母性愛まで盛り込んだ。ここに序盤の強烈なアクションから母性愛まで表現したキム・ヒソンの熱演、視聴者を集中させるチュウォンの圧倒的な表現力もためいきを誘った。

ドラマ「アリス」は毎週金・土曜日午後10時から韓国で放送されている。

WOW!korea提供

2020.08.29