現代はソーシャルメディアがブームを生み出す時代だと言える。つまりは、SNSで映えるスターに人気が集中するのだ。そういう意味では、瞬間的な表情に最大の魅力が凝縮したパク・ボゴムは、現代にピッタリのスターだ。
さらに映える存在
パク・ボゴムは笑顔が魅力の俳優である。
カメラを向けられたときや、ファンの熱い視線を浴びたときには、彼の表情に自然と笑顔がこぼれる。
そして、その表情は万人を魅了する。
しかし、たとえ笑顔でなくても、パク・ボゴムは深い内面性をにじませて、俳優としての奥行きを感じさせる。
たとえば、2018年12月11日の羽田空港・国際線ターミナル。ここに姿を見せたパク・ボゴムは、手を振ったり、驚いた表情を見せたり……。その瞬間の立ち居振る舞いが水彩画のような絵画になっていた。
そんなパク・ボゴムを見ていると、彼が従来のスター像を越える存在であることがわかってくる。
まさに、SNS時代にさらに映える存在なのだ。
ファンの前から去るとき、パク・ボゴムが名残惜しそうに手を振った。
そこに漂う「甘い哀愁」……。
それはまさに、別世界に引き込まれるような哀愁であった。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
コラム提供:ロコレ
http://syukakusha.com/
入隊前のパク・ボゴム特集1「『雲が描いた月明り』のイ・ヨンとは?」
入隊前のパク・ボゴム特集8「インターネット時代にふさわしいカリスマ!」