「コラム」『愛の不時着』はキャラの変化によってさらに面白くなる!

写真=tvN『愛の不時着』公式サイトより

今年の韓国ドラマは日本で新たなファンを大幅に増やした。そのきっかけになったのが、『愛の不時着』であり、『梨泰院クラス』てあった。特に、『愛の不時着』はヒョンビンとソン・イェジンという魅力的な主役コンビが大人気になった。

ユン・セリの人間的な成長

『愛の不時着』の見どころは数多いが、ソン・イェジンが演じるユン・セリというキャラクターもとても印象深かった。
そのユン・セリがパラグライダーの事故で北朝鮮に不時着してしまうところから物語は始まっていく。
出会ったのが、ヒョンビンが演じた北朝鮮将校のリ・ジョンヒョクだった。
しかし、ユン・セリはわがままな性格なので、勝手が違う北朝鮮でも奔放な言動を繰り返し、人間的にすばらしいリ・ジョンヒョクをとことん困らせてしまう。
本当に『愛の不時着』の前半は、ユン・セリのあり得ないような「つっぱりキャラ」が目立っていた。
しかし、彼女にも大きな変化が現れた。自分の困難な立場を理解せざるを得なくなり、リ・ジョンヒョクとの愛によって人間性も磨かれた。
そして、後半になってソウルに戻ると、相手の気持ちを十二分にわかってあげられる優しい女性になっていった。

このあたりのユン・セリの変化が面白かった。彼女はドラマの中で思いやりの深い女性に変わっていくのだが、それは明らかにリ・ジョンヒョクによって大きく影響されたからだった。つまり、ドラマを見れば見るほど、視聴者もユン・セリの成長を自分のことのように実感できたのだ。
このように感情移入ができる『愛の不時着』は、なおさら余韻が残るドラマとなった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

コラム提供:ヨブル

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2020.08.08

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