「取材レポ」JYJ大感動の涙で日本ドームツアー「一期一会」フィナーレを飾る!

650x277x201412250930773425_549b5ef695544.jpg.pagespeed.ic.vAX0GBozd9韓国のトップアーティスト、JYJが12月24日(水)福岡ヤフオク!ドームにて、日本ドームツアー「2014JYJ Japan Dome Tour〜一期一会〜」を開催。
11月18日東京ドーム公演を皮切りに大阪公演を経て、23、24の両日JYJ初となる福岡公演でドームツアーのファイナルを大盛況で飾った。

 

クリスマスイブの24日、JYJの応援グッズを手に、クリスマスのコスプレなどで着飾ったファンが待ちわびる中、会場が暗転。
ファンが灯す、赤いペンライトが一斉に光を放ち、会場一面を赤い波で覆う。
スクリーンにジュンス、ユチョン、ジェジュンの3人の映像が次々に映し出されると客席からは、メンバーの名前を呼ぶファンの声が飛び交った。
会場のテンションをさらに高めるべく、黒い衣装に身を包んだダンサーたちがアクロバティックなダンスを披露すると、スクリーンに「JYJ」のロゴがクローズアップ。
ブラックとゴールドのきらびやかな衣装に身を包んだジェジュン、ユチョン、ジュンスがトップステージに姿を現すと、会場は歓喜の嵐に巻き込まれた。

 

炎にゆれるステージの上でオープニングナンバー 「Empty」を披露すると、パワフルなダンスと歌声で、一気に会場のボルテージを高め、バラードナンバー「Ayyy Girl (R&B ver.) 」 では、3人の甘い歌声が会場を包み込み、早くもファンの心を鷲づかみ。
ツアーファイナルということで、一段と熱の入ったパフォーマンスに会場は最高潮の盛り上がりに。

 

熱狂的な応援を受け、オープニングステージを終えると、MCタイムへ。
「JYJ Dome Tour in Fukuokaへようこそ!」のジェジュンの掛け声に続いて「皆さん、こんばんは〜!JYJのジュンスです。2014年のアジアツアーが今日で最後になりました。その分、今日は最初から最後まで力を最大限出して、全力でいきますので、みなさん!最後まで盛り上がっていきましょう!」とジュンスが呼びかけると会場には大歓声が響いた。
「こんばんは、ジェジュンです。今日で最後ですね。スタートしたばかりなのに、(最後の公演に)残念な気持ちで、寂しいね」と言葉を漏らすとファンも大きくうなずく。
「そして、みなさん、メリークリスマス!」と声をかけると会場からも「メリークリスマス」と大きな歓声でこれに応えた。
さらにジェジュンが「今日はクリスマスなので、特別に準備した今日だけのスペシャルステージで盛り上がっていきましょう。よろしくお願いします」と続け、ライブへの期待感を高め、ユチョンヘバトンタッチ。
「JYJのユチョンです!」とあいさつし、「今日はツアーラストですね。は~。」と大きくためいきをつきながら「ドームツアー、もう一回やりたいですね」と言葉をもらすと会場からは瞬時に「やりた~い!」との声が返ってきた。
「だけど…。JYJもがんばっていきますので、最後まで応援お願いします!」とユチョン。
「最後まで、楽しむ準備、OK~!」とユチョンのお決まり掛け声でセカンド・ステージがスタート!
「それではお聴きください」とジェジュンの紹介で「Let Me See 」へ。
3人の美しい歌声が生み出す珠玉のハーモニーにたっぷりと酔いしれた後は「In Heaven 」と五感を刺激する圧巻のバラード曲に会場にいる誰もが酔いしれた。

 

一曲終わるごとに渾身の気持ちを込めて、大きな拍手を送るファンたちの気持ちが3人のパフォーマンスと相まって、最高のライブへと作り上げていく。
JYJとして、また個人として、これまでの活躍を振り返るブリッジ映像が流れ、「今、新たな姿を披露する時間―…」という文字がスクリーンに浮かび上がると、スペシャルソロステージへ。
シックなブラックをベースにした衣装で椅子に座り登場したジェジュンが中島みゆきの「化粧」を切々と歌いあげると、ジュンスが同じく中島みゆきの「空と君とのあいだに」を熱唱。ユチョンは福山雅治の「最愛」をしっとりと歌い上げた。
それぞれのイメージにぴったりな渾身のバラードナンバーを届けると、会場には感動のあまり涙を流すファンの姿が。
雰囲気をがらりと変え、フリンジのレザージャケット一枚を羽織って登場したジェジュンは、セクシーさと、カリスマ性を合わせ持つ魅力的な姿で、「Butterfly」を熱唱。
蝶のような優雅さと妖艶なテイストをもつロックナンバーで、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

 

「みんな、暴れる準備はOK?」とジェジュンの呼びかけに「イエ~!」と応えるファンたち。
「暴れるの?マジ?」との言葉にさらに大きな声で「イエ~!」と絶叫するファンたち。
「今日はファイナルだから。これまでも楽しいライブでやってきましたけど、今日はみんなもちょっと無理して…。『私、普段はこんな感じだけど、ファイナルだから、力出してあげるわ』みたいな(笑)。いつもより、暴れる感じの… 。一緒に来た友だちもビックリするくらい…。今日はそんなテンションで楽しんで欲しいです!」とファンを煽り、次の曲、わかりますよね?」とジェジュン。
「1階、2階Ultra Soul!(ジェジュン)」「ヘイ!(ファン)」「全員で!Ultra Soul!(ジェジュン)」「ヘイ!(ファン)」とコール&レスポンス。
会場を埋め尽くす大歓声に「俺、調子に乗っちゃうわ!」とB’zの「Ultra Soul」へ。
ジェジュンのファンの心を掴むMCにエキサイティングしたファンは、「ジェジュン~!」と彼の名を大絶叫し、ジェジュンと共に全力でフロアを揺らした。

 

続いて登場したのは、グレー系のジャケットに身を包んだユチョンだった。
ハイトーンボイスから重低音ボイスと魅力的な歌声でR&Bテイストのナンバー「 I Love You 」を披露すると会場からは悲鳴にも似た歓声と割れんばかりの拍手が送られた。
女性ファンに交じり、大勢の男性ファンの歓声に感謝しながらも「(男性に)ユチョンさん、大好きです」と言われても「ちょっとね(笑)」とジョークを発し、会場の笑いを誘うユチョン。
今日がツアー最終日ということで、「今、この時間が止まって欲しいと思う。だって、メンバー個人ではライブはやると思うけど、JYJとしてはたぶん3年か、4年後に…」と残念そうに語ると会場からは「え~!」と驚きの声が上がった。
自らにもいい聞かせるように「だって、入隊するでしょ僕たち」とユチョン。
一呼吸おいて、「だけど僕たちJYJの事を待っていてください」というと「待ってるよ~!!!」との大合唱が返ってきた。
話題を変えて、「クリスマスだから、なんかワクワクするでしょ?昨日はジュンスとワクワクしたけど(笑)ステージ袖で『どうしよう、俺、本当に困っちゃうよ』ってジュンス。ごめんね、ジュンス(笑)個人的に(ファンのみんなに)クリスマスプレゼントを上げたいんだけど…。今日の僕たちのライブがプレゼントになって欲しいです」と語り、「서른」を届け、パフォーマンスの最後で、「愛してますよ、皆さん」とユチョンがささやくとファンは大歓喜。

 

ソロコーナーの ラストは真っ白なロングコートの衣装を着こなしたジュンス。
力強くも、美しい歌声で「♪1人じゃないから 私がキミを守るから~」とファンへ語りかけるようにAIの「Story」を披露し、拍手喝采を浴びた。
「久しぶりの日本語で100%は伝えられないかもしれないけど、日本語で伝えることがいいんですよね?みなさん、優しいから。僕がとんでもない日本語で話しても、上手く理解してくれて、毎回ありがたいです」と感謝。
「では今日も相変わらず、準備できてますか?」と叫ぶと、会場からは男性ファンの大歓声が。
その声に応えて「今日は男性の方の声をもらってもいいですか?せーの!」とのジュンスの声に「ジュンス~!!!」と男性ファンの大歓声。
さらに「ここからは!(ジュンス)」「ジュンスタイム!(ファン)」と恒例の掛け声で、迫力のパフォーマンスがスタート。
ダンサーとともに強烈なエレクトロ・サウンドに乗って、「Incredible」を披露すると、その一糸乱れぬダンスパフォーマンスや圧倒的な歌唱力で会場を圧倒した。

 

「So So」で 再び3人によるステージがスタート。
この日はクリスマスイブであり、ドームツアーのオーラスということで、トップステージに雪だるま、サンタ、ツリーのコスプレでジュンス、ジェジュン、ユチョンが登場!
3人のかわいいその姿にファンは大興奮。
ファンを喜ばせたいとの3人の想いが形になった粹な計らいに会場は歓喜に湧いた。
650x433x201412250930773425_549b5f692afd9.jpg.pagespeed.ic.tLS9Yicp40ユチョン主演の大ヒットドラマ「成均館スキャンダル」の主題歌「찾았다(見つけた)」を歌いながら、花道を通って、サブステージへ。

途中、客席後方に向かいゆっくりと移動。
ムービングステージの3人が徐々に近づいてくると会場中が大喜び!
「デビューして10年、初めてコスプレしました(笑)」とジュンス。「ジュンスと僕はちょっとね(笑)。ジェジュンはセクシーでしょ」とユチョン。
「もうすぐ、30歳になる僕たち、正直、むちゃ恥ずかしいです」と照れるジェジュンや「最初女装しようって、話もあったんだけど、ムービングステージだと見えちゃうから…やめました」というジュンスに会場は笑いの連続。
さらに、ジェジュンの“大人トーク”で、さらに、会場は大盛り上がり。
SMAPの人気曲「らいおんハート」、「Be My Girl」の途中では3台のトロッコに分乗し、それぞれサイン入りのカラーボールや、ぬいぐるみ、着ていた衣装をプレゼントしながら、ドームを一周すると、ファンたちは狂喜乱舞。

 

ダークブルーのステージ衣装に着替えて再登場したJYJはニューアルバム「JUST US」のタイトル曲である「BACK SEAT」「 Be the One」「Valentine 」を次々に披露すると、残すところあと1曲。
「最後の曲紹介をする時間ですが…早いですね。ユチョンの『準備OK!』から、こんな早く時間が経つとは。次の曲に進みたくない。だって、今日が最後だから」と吐露。
さらに、「新曲リリースの話が決まった時は“ばんざい!”って叫びました。デビューして、初めて日本でウィクリーチャート1位を獲った時の喜びです。この瞬間を寂しい瞬間じゃなくて、また新たなしあわせを待つ瞬間のスタートにしたいと思います。今日はクリスマスイブだから、笑いながらお別れをしたいと思います」と語り、「1月21日に発売する曲を紹介します」と「Wake Me Tonight」を披露し、エンディングへ。

 

アンコールステージでは「Get Out 」を歌唱後、ジュンスは「次の曲で『2014JYJ Japan Dome Tour』が終了ですね。中国からスタートした時はミュージカルもいっしょにやっていたので、正直大変でしたが、今日は本当に寂しいですが。今までテレビも出れない、いろいろ悪い状況でもJYJとして、ここまで来れたのはみなさんのおかげです。みなさんの声援と愛で次の準備をすぐできるんじゃないかと思います。これからも頑張ります」と伝えると、ジェジュンは「“JYJ”という名前をつけてから次はない、次はどうなるかわからない。明日が怖い毎日だった。日本でライブするたび、『また次会えるから』といっていましたが、次がいつ来るかわからない“不透明な未来”を見ながら過ごしていました。でも今回のライブはみなさんとの信頼を感じ、確実にずっとやっていけるような、ホントに深い愛を感じられます。そろそろ軍隊行かなきゃいけないっていいながら、僕1月に横浜来るけど(笑) 。2年会えなくなっちゃうけど、2年て短いから、ちょっとの間待っててくださいね」と感慨深く語った。
ユチョンも「昨日、ジェジュンと車の中で、久しぶりに懐かしい曲を聴いたんだけど。これからも美しい思い出を作りたいと思います。“美しい思い出”はみなさんがいないとできないと思うし、ジェジュンとジュンスもいないとできないから…。これからもJYJとみなさんで美しい思い出を作りましょう。今日はありがとう」と胸の内を熱く語った。

 

「次の曲に進みたくないなぁ」と名残おしそうなジェジュンに「だったら、アカペラでも」とユチョンが提案すると、天井を突き抜ける大歓声が会場に響き渡った。
見事なハーモニーをアカペラで披露すると会場は大興奮。
ジェジュンが作詞作曲した楽曲「NINE」をしっとりと歌い上げた。

 

ダブルアンコールでは「BIGIN」を熱唱。
3人も感極まり、堪えきれずに号泣。
会場のファンも号泣、最後はファンをバックに記念撮影をし、再会を約束して日本ドームツアーのフィナーレを涙と大感動で飾った。
11月から東京、大阪、福岡と行った日本ドームツアーで延べ24万人を動員。
改めてその人気の高さを証明したJYJは日本初シングル「Wake me tonight」を来る1月21日にリリースする。

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取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

■JYJ公式HP: http://www.jyjjapan.jp/

2015.01.08