韓国の有料オンラインライブ公演「Beyond LIVE」=30万人集合、今後の展開の可能性見せる

韓国のSMエンターテインメント(以下SM)が制作し、LINEのネイバーがプラットホームとして支援するオンライン専用コンサート「Beyond LIVE」は新型コロナが盛んだった4月末から1か月間続いた。 プロジェクトグループSuperMを皮切りに、アイドルグループWay V、NCT DREAM、NCT127、東方神起、SUPER JUNIORが出演した。

5月24日、日曜日午後3時に開催された東方神起のオンラインライブ「Beyond the T」で、Aさんは「ライブ会場の最前列」というパソコンの前でライブを楽しんだ。
周りを気にせず歌ったり踊ったりできること、飲食も自由という点がよかったとコメントしている。

チケット代は3万3000ウォン(約2930円)で、公式ペンライトを追加すれば6万8000ウォン(約6030円)でライブを鑑賞できる。 SMは臨場感を生かすため抽せんで当せんしたファンの音声と歓声をリアルタイムで発信し、ミッションチャレンジコーナーでファンとのコミュニケーションを楽しんだ。

今後も「Beyond LIVE」が実施される可能性が高い。 これについて投資証券のキム・ヒョンヨン研究員は「SMはBeyond LIVEを4~5月に6回開催し、約30万人を集客した。SHINee、Red Velvetなども開催が可能だろう。」と分析した。

SM関係者も「オンライン専用ライブであるためオフラインライブより価格が安いが、チケット数に制限がないため収益の可能性は無限だ。今後も持続的にオンライン公演を繰り広げていく。」と述べた。 また「単にオフラインライブの様子を見せるのではなく、拡張現実(AR)などを導入した公演だっただけに、新型コロナ沈静後も、オフライン公演と並行できる競争力があるのではないかと思う。」と付け加えた。

WOW!korea提供

2020.06.07