また、リーダーのショヌとJRにちなみ、「メンバーたちの能力向上に役立つ良いリーダーの資質とは?」という問題も。JRは昔、いろいろな考えを持つメンバーたちの意見をまとめるのが難しく、自分がいい方向に導かなきゃいけないというプレッシャーがあったと振り返り、ショヌはメンバーたちの意見を聞く方で、特にこれと言って、リーダーらしいことはしていないと自分の立ち位置を語った。
答えがなかなか出ず、「ショヌはこれを1度もやったことない」というヒントが出されたが、正解は「上手く適切に怒ること」。感情的な怒りではなく、理性的な怒りは薬になるということだ。リーダーの否定的な感情表現は組織の成果を高めるという研究結果があるそうだが、温厚なショヌのもとでも、「MONSTA X」はグローバルに愛される人気グループへと成長した。
子どもの頃、水泳選手だったショヌにちなみ、「昨年の世界水泳選手権に参加した121カ国1380人の選手が、レース直前に聴いたプレイリストを分析した結果、誰の曲が一番多かったか?」という興味深い問題も。1位は「クイーン」、2位はエミネム、3位はエド・シーラン。K-POPを代表する「BTS(防弾少年団)」は5位だった。こんなところでも、彼らのすごさを知るとは、さすが「BTS」だ。
また、ショヌが7、8年前、イ・ヒョリの「Bad Girls」のバックダンサーだったことにちなみ、「イ・ヒョリが夫イ・サンスンから学んだ自尊心を高める方法は?」という問題が出題。「自分自身、偉いなぁと思える瞬間をたくさん作ること」という正解に、“自分を偉いと思えた瞬間”として、JRは「諦めなかったこと」、ショヌは「いつも前向きなこと」と語り、それが今の活躍につながっていると感じさせた。
今回の出演を通して、「目を合わせるのが少しはラクになった」というJRとショヌ。最後に手を握り合って「お疲れさま」とお互いを労ったが、誰もが2人の間に残っている“ぎこちなさ”を感じ、爆笑のうちに番組は終わった。が、エンディングロールで、「収録後、お互いに連絡先を交換したという噂」というテロップが。2人が「ヒョン」、「ジョンヒョン」と自然に呼び合う日もすぐに来るかもしれない⁉