現在Netflixの日本の視聴者に最も支持されているドラマといえば、『愛の不時着』。
ソン・イェジン演じる韓国財閥の令嬢ユン・セリが、パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着。そこでヒョンビン演じる北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョクに出会い、恋に落ちる…。
そんな南北の壁を越える愛を描いた驚きのストーリーは、本国韓国での放送時にも話題沸騰。その熱は今、日本にも上陸し、デイリー視聴者数ランキングで常にトップ3にランクインする大ヒットを記録。
テリー伊藤、黒柳徹子、千秋、ゆきぽよら数々の芸能人、インフルエンサーらが、老若男女関わらず観た、ハマった、ロスだとの報告が日々あがっています。
ドラマの名シーンと共に視聴者の耳に残ったのが、本ドラマのオリジナル・サウンドトラック(以下OST)。
初めて、そして久しぶりに韓国ドラマを観た人の中でもその映像と音楽との最高のマッチングに言及する人が後をたちません。
そんな、韓国ドラマのOSTの魅力についてここで解説します。
韓国ドラマOSTの一番の特徴は、そのドラマの為に数曲、多いときには10曲以上のオリジナルの挿入歌が制作されていること。その歌唱者のラインナップにも驚きが。
旬のアイドルグループや、そのメンバーが歌唱したり、その他にも本国では人気・歌唱力でトップランクされるヴォーカリストらがずらりと並び、それだけでも一聴の価値があるのです。
挿入歌の制作は、ドラマの音楽監督が手がける場合が多く、BGM楽曲ともあわせてドラマの世界観にしっかり寄り添った楽曲なのも魅力。
ドラマの進行にあわせて、より深まったキャラクターの置かれた立場やその気持ちを反映した楽曲たちが発表されていきます。そのため、韓国ドラマ愛好者はOSTもあわせてチェックするのが定番になっています。
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