「コラム」韓国の芸能事務所はどのように変わってきたか

 

巨大化の反動は?
実際、巨大化した芸能事務所が市場を独占してしまうと、中小の芸能事務所が淘汰されてしまう恐れがある。
それでなくても韓国では、財閥に象徴されるように、どんなジャンルでも特定の企業に利益が集中しやすい。同じことが芸能界でも起きてしまうというわけだ。
その他にも問題がある。
収益性を追求ばかりしていると、売れるコンテンツにこだわりすぎて、似たようなものが供給される結果になりかねない。

事実、新人が次々にデビューするのだが、世間がアッと思うような独自性をもった人(あるいはグループ)はほとんどいない。みんな、先輩の流れを忠実に受け継いでいるように思える。
巨大化というのは、当たると莫大な収益を得られるのだが、その反動で「マンネリ」に陥りやすいのである。

ファンに飽きられたときが芸能事務所の巨大化の終焉となる。そうならないためにも、新しい人材の育成と独創的な企画の立案を持続してほしい。

 

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韓国ではいまだに芸能人を低く見る傾向があるのか?

コラム提供:ロコレ

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2020.05.13