【情報】韓国で発売2年で17刷を記録!話題の絵本が日本上陸『ママとうみのやくそく』

株式会社主婦の友社は、絵本『ママとうみのやくそく』(コ・ヒヨン・作、エヴァ・アルミセン・絵、おおたけ きよみ・訳)を5月29日(金)に発売いたします。発売にさきがけ、ネット書店での予約を開始いたしました。

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楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16298959/

◆いま、注目を集める韓国の絵本文学
韓国の絵本は、ペク・ヒナによる『あめだま』が、第11回MOE絵本屋さん大賞に入賞、さらには「絵本界のノーベル賞」と言われる「2020アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞するなど、日本はもちろん世界から高い評価を受けています。そんな韓国で発売2年で17刷と大ヒットした『Mom is a Heanyeo』(マム イズ ヘニョ)がこのたび日本に上陸。『ママとうみのやくそく』として発売致します。

◆SDGsな世界観 日常と身の回りの自然に、感謝の気持ち溢れる一冊
ユネスコ人類無形遺産にも認定されている韓国済州島のヘニョ(海女さん)。物語の主人公「わたし」の祖母・母も一家代々続く海女さんです。

-おばあちゃんからママへ、そしてわたしへ-
かつて海を離れたママの想い、そして毎日海に潜り、海に息づく生き物たちをとる暮らしから教えられた「やくそく」とは・・・? いま身の回りにある自然の豊かさに感謝の気持ちを込めて、母娘で読みたい一冊です。

◆女性クリエイターたちによる 母娘で読みたい絵本
故郷の海女さんへ尊敬の念を込め物語を紡いだのは、ドキュメンタリー映画作家コ・ヒヨン。その思いに共感した世界で活躍する人気イラストレーターエヴァ・アルミセンが、可愛らしくも力強いタッチで彩りを添えています。

作:コ・ヒヨン
1966 年、韓国の済州島生まれ。23 歳で故郷を離れ、大邱のローカル新聞の記者を経て、テレビバ ラエティ番組の脚本家に。その後独立し北京に移り、ドキュメンタリー映画で新しいキャリアを始 める。その後癌を患った彼女は、これまでの自分の人生に疑問を抱き始め、素潜りで海産物を収穫 する故郷の済州の海女たちの強い意志と決意に対する特別な思いから、彼女らの映画を製作。2016 年に全州国際映画祭の韓国コンペティションで受賞。これはその映画を もとに書き下ろした初めての絵本。 ソウル在住。

絵:エヴァ・アルミセン
1969 年、スペインのサラゴサ生まれ。バルセロナ大学で美術の学位を取得。オランダのアムステ ルダムのリートフェルト・アカデミーを経て、パルマ・デ・マジョルカのジョアンアンドピラール ミロ財団の助成金を獲得。アーティスト活動を開始。パブリックアートのインスタレーション、広 告、映画、テレビキャンペーン、編集プロジェクトなどの幅広いプロジェクトに参加し、ソウル、 ロサンゼルス、香港、シンガポール、リスボン、台北、上海、メルボルンなどの都市のアートフェ アや個展で作品を発表している。2017 年日本でも展覧会を開催。バルセロナ在住。

訳:おおたけ きよみ
1969 年、埼玉県生まれ。東京純心大学こども文化学科教授。日韓文化交流基金訪韓フェローおよ び大韓民国政府招聘留学生として6 年間韓国で学ぶ。博士(教育学・韓国延世大学校)。2004 年に 帰国してからは韓国児童文学・絵本の研究と翻訳をしている。訳書に『とらとほしがき』『ママは 100めんそう』(いずれも光村教育図書)、『非武装地帯に春がくると』(童心社)、『チェクポ お ばあちゃんがくれたたいせつなつつみ』(福音館書店)など多数。埼玉県在住。

(2ページに続く)

2020.04.25