「金正恩の“身辺異常説”」、北朝鮮の住民にも広がる

「金正恩の“身辺異常説”」、北朝鮮の住民にも広がる

キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長の“身辺異常説”が北朝鮮内にも広がり始めていると報道された。

日本の北朝鮮専門メディアは今日(23日)北朝鮮の取材源からの情報を引用し「キム委員長が応急心臓手術を受けたという情報が、中北国境地域で貿易業者たちを通して広がっている」と伝えた。

この取材源は特に「親しい人たちどうしで『キム委員長に何かがあれば次は誰が(最高指導者に)なるのか?』という話をしている」とし「キム・ジョンイル(金正日)の死後、キム委員長は『すぐに生活を豊かにする』と言っていたが、政治には何の変化もなく生活は一層苦しくなった」と語った。

しかし、別の取材源では「現地の朝鮮労働党幹部たちの動向や通りの警戒態勢などには変化がみられない」と伝えた。

キム委員長の身辺異常説は、去る20日に韓国の北朝鮮専門メディアにつづき、21日に米国メディアが「最近手術を受けたという情報がある」と伝えたことにより急速に広がった。

ハムギョンナムド(咸鏡南道)に住んでいるある労働党員はこのメディアとのインタビューで「一般人たちは、キム委員長が(太陽節の)参拝に参加したかどうかに本来関心はない。生きていくことだけに精一杯である」、「この頃テレビを見ない人たちも多い」と語った。

 

WOW!korea提供

2020.04.23