tvNドラマの頻繁な放送休止が、視聴者たちの期待を裏切っている。 「安定した製作のために決定された事案」だとしても、ドラマのために1週間をずっと待っていた視聴者たちは、残念さが大きくならざるをえない。

tvNの土日ドラマ「ハイバイ、ママ!」は最近、「4日と5日の放送休止を決めた」と、明らかにした。 理由としては「避けられないスケジュール調整と、より安定した製作のための」という点をあげた。 より完成度のあるドラマを作るための選択とも見ることができる。 だが、放送休止がtvNドラマで持続的に発生しているという事実は、問題点として指摘されている。

tvNで2月に放送終了した「愛の不時着」も、放送中に一度放送休止をした。 当時、「愛の不時着」側は、「安全な撮影と制作現場の確保のため」と、釈明した。

tvNの以前のドラマも放送休止が頻繁にあった。「花遊記＜ファユギ＞」、「刑務所のルールブック」、「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～」も一度お休みを体験したドラマだった。 「花遊記＜ファユギ＞」の場合には、放送開始して間もない第2話で、CG作業を仕損じたり、徹夜撮影による事故が発生してお休みになる状況まで発生した。

tvNの立場では完成度の高いドラマを追及して、やむをえず放送休止が続いたと話すかもしれないが、視聴者たちとの約束を簡単に破っているという点は否めない事実だ。 すなわち、編成の約束をずっと破っていることになる。

tvNは、放送休止の空席を満たすためにその間スペシャル放送まで編成したが、本放送を切なく待った視聴者たちの残念な心情をなだめらることはできなかった。 「完成度のための決定」だとしても、正常放送を持続しているドラマも高い完成度を誇る作品は多い。

最近、新型コロナウイルス感染症拡散の余波で、ドラマ撮影もまた、外部撮影でなくセット中心の撮影を継続している状況だ。 特に「ハイバイ、ママ!」の場合、最近新型コロナウィルス感染症の疑いがあるスタッフが発生し、他のスタッフも検査を進め、一度撮影を中断したことがある。 だが、今回の放送休止の理由に対しては「新型コロナによる理由ではない」と、説明した。

新型コロナウィルス感染症拡散の恐れが消えていない状況なので、むやみに撮影を押し切ることはできない。 ただし引き続きtvNドラマで放送休止が発生するということは、十分に問題点だと指摘することができる。