兵役を終えたイ・ミンホの復帰作が注目されていたが、2020年4月からSBSの金土ドラマとして放送されることになった。そのタイトルは『ザ・キング:永遠の君主』だ。
特異な世界観を体現できる俳優
イ・ミンホが主演する『ザ・キング:永遠の君主』。脚本を担当するキム・ウンスク作家は今や「天才」と称されるほどナンバーワンの評価を受けている。
手掛けた作品は『シークレット・ガーデン』『太陽の末裔』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』など。大ヒット作がズラリと並んでいる。
また、キム・ウンスク作家とイ・ミンホには深い縁がある。イ・ミンホが主演した『相続者たち』もキム・ウンスク作家の作品だ。
このとき、キム・ウンスク作家はイ・ミンホに対して特別な信頼を寄せたという。それゆえに、イ・ミンホの兵役後の復帰作として『ザ・キング:永遠の君主』が決まったのである。
演出は『太陽の末裔』のペク・サンフン監督が担当する。
そして、イ・ミンホの相手は『トッケビ』のキム・ゴウンだ。
彼女は『トッケビ』でヒロインのウンタクに扮したが、明確でゆるぎないキャラクター設定だっただけに、よほどの演技の裏付けがないと役になりきるのは難しかった。その中でキム・ゴウンは見事にウンタクを演じきっていた。
そして、今度はイ・ミンホと共演することになった。
なお、『ザ・キング:永遠の君主』は『トッケビ』と同様に不思議な設定のドラマだ。朝鮮王朝末期の時代を舞台にして、主人公が異次元の世界を自在に動く。
そういう特異な世界観を体現できる俳優としてイ・ミンホがキム・ウンスク作家から指名されたのである。
文=「ヨブル」編集部
コラム提供:ヨブル