映画「焼肉ドラゴン」、今月12日に韓国で公開確定…「パラサイト」出演のイ・ジョンウンも母親役を好演

 

自身の演劇を直々に映画化し初めて長編映画の演出に挑戦した鄭義信監督は、「在日韓国人として彼らの歴史を残したかったし、さらに多くの人に観ていただけたらうれしいという気持ちで映画にすることにした」とし、「ヨンギル家のコプチャン屋」を演出した感想を明らかにした。

「ヨンギル家のコプチャン屋」のキャスティングも目に留まる。映画「パラサイト 半地下の家族」やドラマ「椿咲く頃」などで活躍した女優のイ・ジョンウンが主演に乗り出した。イ・ジョンウンが熱演した高英順(コ・ヨンスン)は、事件事故の絶えない騒々しい家の中で、毎日かんしゃくを起こしながらも誰よりも子どもたちを愛する温かい心を持った立体的なキャラクターで、イ・ジョンウンは再び彼女ならではの吸引力のある演技を披露する予定だ。加えてNetflixのオリジナルドラマ「キングダム」シリーズなどで活躍している俳優のキム・サンホは韓国人でも日本人でもない状態で異国の地で生きていく在日韓国人としての哀歓を卓越に表現し、作品へ本気度を加えた。同時に映画「海よりもまだ深く」の真木よう子、ドラマ「花より男子」の井上真央、映画「バトル・オーシャン 海上決戦」や「神弓-KAMIYUMI-」など韓国でも活動が活発な大谷亮平、映画「アイアムアヒーロー」の大泉洋など日本の代表的な演技派俳優たちの好演にも出会える。

これとともに公開されたメインポスターは、日韓両国の演技派俳優たちが一堂に会して視線を虜にし、温かく人情あふれる雰囲気が作品に対する期待感を高める。団らんをするヨンギル一家とともに見える「家族と一緒ならそこがどこでも希望はある」というキャッチコピーは並大抵のものではないが、お互いに対する信頼と愛で厳しい現実を乗り越えていく人々の姿を予告する。「ヨンギル家のコプチャン屋」は龍吉の家族とホルモン屋の常連客が異邦人として感じる疎外感と各自の事情を、“時には愉快に時には涙”と描き出し、観客に感動を与える予定だ。

一方、映画「ヨンギル家のコプチャン屋」は今月12日に韓国で公開する。

WOW!korea提供

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2020.03.03