6月22日(金)より公開となる映画『焼肉ドラゴン』の初日舞台挨拶が都内で行われ、本作の監督・脚本、舞台版の演出を務めた鄭義信監督と、真木よう子、井上真央、大泉洋、桜庭ななみ、大谷亮平、大江晋平が登場した。
本作は、鄭義信作・演出により、朝日舞台芸術グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞し、2011年、2016年と再演を重ね、多くのファンを魅了した舞台「焼肉ドラゴン」の映画化作品。
演劇界では一流の演出家であり、映画界では『月はどっちに出ている』、『愛を乞うひと』、『血と骨』(この3作品すべてで、キネマ旬報ベストテン脚本賞を受賞)で脚本家としても名高い鄭義信が初監督に挑んだ本作は、生涯胸に留めておきたいと絶賛された名シーン、名台詞の数々を映像の世界でいかに描くのか、記念すべき第一作目に注目が集めている作品だ。
登壇した鄭監督は「今日という日を迎えることができて感無量です。舞台の初演から10年経ちますが、あっという間だった気も、長かった気もします」と満席の客席を大きく見渡しながら、感慨深げに語った。
大泉は「大きなスクリーンに満杯のお客さん!タイトルがなんとなくコメディだと思われてきていましたが、今日でやっと感動作なんだとみなさんに伝わって嬉しい!」と大喜び。
真木は「今まであまり演じてこなかった役柄でしたが、芝居をしながら長女としての葛藤や、妹たちに幸せになってほしいという気持ちがどんどん湧いてきて、現場でもみんなと本当の家族になっていたと思います」とお姉さんの表情で笑顔をこぼすと、今回が俳優デビューとなった大江が「真木さんには大阪や京都に買い物に連れて行ってもらいました。服を買ってもらったり」と笑顔で語った。
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