俳優イ・ミンホが、ドラマに出た自身の写真を無断で使ったマスクパック製造流通会社を相手に訴訟を提起して勝訴した。
ソウル中央地法裁判所は最近、イ・ミンホがA社など化粧品製造流通会社を相手にした損害賠償請求訴訟で「A社などは共同でイ氏に2500万ウォンを支給しなさい」として原告一部勝訴を判決した。
イ・ミンホは、2012年4月に神医文化産業専門会社とSBSドラマ「シンイ-信義-」への出演契約を結んだ。ただし、イ・ミンホの肖像権などに関する契約を別途にしなかった。
しかし、神医文化産業専門会社のドラマコンテンツ商品化企画開発など業務代行を担当した広報代理店が化粧品業者とイ・ミンホの肖像権を活用した商品開発契約を結んだため、市場にはイ・ミンホの写真が入ったマスクパック製品が流通した。
このためイ・ミンホは、A社など化粧品業者を相手に「マスクパック生産販売を禁止し、肖像権無断使用による損害を賠償しなさい」と訴訟を提起した。
裁判所は、A社などが無断でイ・ミンホの肖像権を活用したマスクパックを製造販売したとイ・ミンホの手をあげた。
裁判部は「イ・ミンホは、有名俳優として自身の肖像で形成された顧客吸引力を商業的に利用する権利がある」として「A社はイ氏の肖像が付着印刷されたり、彼の名前が記載されたマスクパックを生産販売してはならず、残りの流通会社もこれを販売してはならない」と判断した。