Kカルチャーの世界への波及力は映画界だけではなく歌謡界でも通じている。今「グローバルアイドル」といえば誰でも思い浮かべることができる防弾少年団がその例だ。
21日に4thフルアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」の発売を前にした防弾少年団は、先行公開曲「Black Swan」で約100ヶ国のiTunesトップソングチャートで1位にランクされた。

これと共に防弾少年団は、4日(現地時間)にビルボードの「ソーシャル50」で通算164回目の1位を成し遂げて史上最多記録を突破した。これはジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の記録を超えて、再び防弾少年団の世界的な人気を証明した。

これに関してビルボードは「2月1日付ビルボードホット100で57位で初ランクインした新曲『Black Swan』に対するプロモーションだけでなく、1月26日に行われたグラミー授賞式でリル・ナズ・X (Lil Nas X)とともに出演した『Old Town Road All-Stars』の公演も影響を及ぼしたものと見られる」と評価した。

加えて防弾少年団は、イギリスロンドンのウェムブリー・スタジアム、サウジアラビアのキング・ファハド国際スタジアムなど世界的なアーティストが経た大型公演場に立って「21世紀のビートルズ」という修飾語を得るようになった。
「パラサイト」と防弾少年団が特に注目される理由は、海外進出が目的ではなく、特色を失わないKコンテンツで成果を成したからだ。「パラサイト」と防弾少年団は、「Kコンテンツの固有性も世界で受け入れられる」という事実を自ら証明してKカルチャーに対する自負心を引き出している。そのおかげでKカルチャーへの世界的な関心がさらに高くなる中、第2の「パラサイト」と第2の「防弾少年団」の誕生にも期待してみたい。

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