「コラム」さすがパク・ソジュン!『梨泰院クラス』が好調にスタート

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより

 

 

パク・ソジュンが主演する新しいドラマ『梨泰院クラス』が、1月31日からJTBCで放送が始まった。2月1日に放送された第2話は、平均視聴率が首都圏で5.6%、全国で5.3%という結果になった。最高視聴率は7%に達している。

 

高校時代の挫折を乗り越えて
JTBCがケーブルチャンネルということを考えると、第2話の視聴率はかなりいいと言える。『梨泰院クラス』は上々のスタートを切ったのだ。
このドラマでは、パク・ソジュンが演じるパク・セロイのキャラクターが際立っている。彼は高校時代にクラスメイトのいじめを見過ごすことができず、傲慢な御曹司に敢然と立ち向かった。
結局、これがパク・セロイにとっての挫折になるのだが、自分の信念を貫くところは見ていても心を動かされた。
高校時代の挫折というと、パク・ソジュンの主演ドラマでは『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』を思い出す。
このドラマでも、パク・ソジュンはテコンドーの国家代表候補の高校生に扮していて、オリンピックが決まる大事な試合に出場したのだが、家族のためにあえて負けてしまうという境遇に立たされた。

トラウマに苦しんだ末に人生の再起を期して格闘技の選手になっていく、というのが、この『サム、マイウェイ』というドラマのストーリーになっていたが、このときも高校時代に挫折を味わった骨太な男をパク・ソジュンが堂々と演じていた。
確かに、『キム秘書はいったい、なぜ?』のように、天才的なカリスマ経営者に扮したパク・ソジュンも見栄えがよかったが、やはり彼には反骨の男がよく似合う。
『梨泰院クラス』でも、初恋の人に会いたいという気持ちのままにパク・ソジュン扮するパク・セロイが梨泰院(イテウォン)にやってきて、ソウル有数の繁華街で自分の自由な精神を取り戻していくのだが、第1話と第2話を見る限り、壮大な青春群像劇になるという期待感を持てる。
好調なスタートを切った『梨泰院クラス』。今後のパク・ソジュンの飛躍ぶりが楽しみだ。

文=「ヨブル」編集部
コラム提供:ヨブル

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2020.02.06